世界8位のドミニク・ティーム(オーストリア)が「ATP1000 シンシナティ」(アメリカ・シンシナティ/8月12~19日/ハードコート)を体調不良で欠場をすることが分かった。大会公式Twitterにて発表された。ティームの代わりには、ギジェ…

世界8位のドミニク・ティーム(オーストリア)が「ATP1000 シンシナティ」(アメリカ・シンシナティ/8月12~19日/ハードコート)を体調不良で欠場をすることが分かった。大会公式Twitterにて発表された。ティームの代わりには、ギジェルモ・ガルシア ロペス(スペイン)がラッキールーザー(本戦に欠員が生じた場合、補充のために設けられる特別枠)で出場することに。

今大会、ティームが2回戦で勝ち上がり錦織圭(日本/日清食品)も順調に勝ち上がれば、両者は3回戦で対戦する可能性があった。

ティームは力強い片手バックハンドが特徴で、フォア、バックとも大きなフォームで強烈なスピンをかける。「全仏オープン」では3年連続でベスト4入りするなど、ナダルの後を受け継ぐ次世代クレーキングと呼ばれている。

また、ティームは8月4日に決勝が行われた「ゼネラリ・オープン」では、肩の負傷によりダブルスを棄権。そして前週の「ATP1000 トロント」では快進撃をみせたステファノス・チチパス(ギリシャ)に2回戦で敗れていた。

フィジカルが強く今まで大きなケガがないティーム。今回は、体調不良での欠場となったがしっかり休養を取りまた活躍してほしい。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」でのティーム

(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)