「ATP1000 シンシナティ」(アメリカ・シンシナティ/8月12~19日/ハードコート)の大会2日目、男子シングルス1回戦で錦織圭(日本/日清食品)がアンドレイ・ルブレフ(ロシア)と対戦。7-5、6-3で錦織が勝利し、2回戦進出を決めた。…

「ATP1000 シンシナティ」(アメリカ・シンシナティ/8月12~19日/ハードコート)の大会2日目、男子シングルス1回戦で錦織圭(日本/日清食品)がアンドレイ・ルブレフ(ロシア)と対戦。7-5、6-3で錦織が勝利し、2回戦進出を決めた。試合時間は1時間32分。

勝利した錦織は、この後に行われるディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)とスタン・ワウリンカ(スイス)の勝者と2回戦で対戦する。

第2セットも錦織のサービスから始まった。お互いにキープして迎えた第3ゲームで錦織は15-40と2本のブレークポイントを握られてしまうと、ここをしのぎきることができずに1ブレークダウンとされてしまった。

追う展開となった錦織だが、直後の第4ゲームでブレークバックに成功し、ゲームカウント2-2とすると、第5ゲームでも粘るルブレフにデュースまで持ち込まれたがなんとかキープし、リードを許さなかった。

そして第8ゲームで錦織は0-40と3本のブレークポイントを握ると、このチャンスをしっかりと活かしてラブゲームでブレークを果たし、続く第9ゲームが錦織のサービング・フォー・ザ・マッチとなった。錦織はここを落ち着いてキープし、第2セットを6-3で取り、2回戦進出を果たした。

錦織はこの試合、ファーストサーブの入る確率が54%と低く、デュースなどの大事な場面でもなかなか入れることができなかった。それでもリターンゲームのチャンスをしっかりものにして勝利をつかんだ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 トロント」のときの錦織圭

(Photo by Vaughn Ridley/Getty Images)