26日のDeNA対巨人戦(横浜スタジアム)。巨人は、7番ギャレットの3打席連続本塁打を含む12安打を放ち、9-4で打ち勝った。巨人の先発・内海は、9回に無死満塁のピンチを招き、2シーズンぶりの完投こそ逃したが、安定した投球で3勝目をマーク。…
26日のDeNA対巨人戦(横浜スタジアム)。巨人は、7番ギャレットの3打席連続本塁打を含む12安打を放ち、9-4で打ち勝った。巨人の先発・内海は、9回に無死満塁のピンチを招き、2シーズンぶりの完投こそ逃したが、安定した投球で3勝目をマーク。巨人は連敗を2で止めた。
TBS系『S☆1』に出演する野村克也元監督は、この試合を観戦。「生ボヤキ解説」が実現した。ノムさんはまず、ギャレットに3連発を献上したDeNAバッテリーにダメ出し。特にキャッチャー戸柱のリードに対し、「罰金ものだ!」と苦言を呈した。「同じようなボールを打たれている。おそらく、『ギャレットは内角のストレートに弱い』とスコアラーから報告が上がっているのだろうけど、それを狙われる場合もあるんだから。私が監督なら、試合中にキャッチャーを呼びつけて、配球の根拠を聞くよ。納得できればいいけれど、そうでなければ『根拠のないサインは出すな!』と叱る。キャッチャーは、どうしてそのボールを要求したのか、説明できなければならないんです」
ノムさんは、DeNAの攻撃にも厳しい一言を放つ。
DeNAは7回裏、1死一、二塁のチャンスを迎えた。スコアリングポジションにランナーを進めたのは、この試合2度目。ようやく訪れた好機で、7番関根は初球に手を出し、三塁ファールフライに倒れた。「打ちにいくこと自体は構わないが、打ち方が悪い。何も考えていないのがわかる。野球とは頭のスポーツだから。この場面だけでなく、今日の試合には、そういった部分を感じなかったね」
ノムさんらしい辛口コメントの嵐。だが一方で、巨人の先発・内海の投球には合格点を与えた。特に投手の原点能力である外角ストレートを絶賛。「いうことなし! 見事!」と褒め称えた。
※野村元監督のコメントの詳細は、今夜0:00から放映の『S☆1』(TBS系)「ノムさんのぼやき解説」コーナーをご覧ください。