「ATP1000 トロント」（カナダ・トロント／8月6～12日／ハードコート）の大会5日目、男子シングルス準々決勝で第1シードのラファエル・ナダル（スペイン）が第6シードで世界7位のマリン・チリッチ（クロアチア）と対戦。第2セットは6-4で…

「ATP1000 トロント」（カナダ・トロント／8月6～12日／ハードコート）の大会5日目、男子シングルス準々決勝で第1シードのラファエル・ナダル（スペイン）が第6シードで世界7位のマリン・チリッチ（クロアチア）と対戦。第2セットは6-4でナダルが奪い返した。

第1セットを2-6で落としたナダル。第2セットに入ると徐々にナダルの鋭さが増し始め、第4ゲームで先にブレークに成功した。直後のゲームには相手チリッチの猛攻で度々ピンチとなるも、最後はチリッチのフォアハンドが紙一重でアウトとなりここを凌いだ。

しかしナダルは、5-3で迎えた自身のサービング・フォー・ザ・セットでもチリッチの厳しい反撃に合う。鋭いバックハンドのクロスショットを浴びた後、強烈なリターンエースでブレークバックを喫した。

それでもナダルは5-4でのリターンゲームで、相手のミスにも助けられ再度ブレーク。このセットをものにした。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在最終第3セットに進んでいる。（テニスデイリー編集部）

※写真は「ATP1000 トロント」3回戦のときのナダル

(Photo by Vaughn Ridley/Getty Images)