「ロジャーズ・カップ」(カナダ・モントリオール/8月6~12日/ハードコート)の大会4日目、女子シングルス2回戦で、世界2位で第2シードのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)がアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)に7-5、2-6、6(4)…

「ロジャーズ・カップ」(カナダ・モントリオール/8月6~12日/ハードコート)の大会4日目、女子シングルス2回戦で、世界2位で第2シードのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)がアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)に7-5、2-6、6(4)-7で敗退した。試合時間は2時間31分だった。

ウォズニアッキとサバレンカの試合は前日の夜に予定されていたものの、雨天の影響で順延。改めて試合が行われた形だ。両選手は6月の「イーストボーン国際」の決勝戦でも対戦しており、その際にはウォズニアッキが7-5、7-6(5)で勝利していた。

試合では第1セット、両選手ともに序盤ではキープを続けた一方でその後、ブレークし合って競り合うなど拮抗した展開となった。

第7ゲームまでウォズニアッキは自身のサービスキープを続けた一方で、ブレークもできずにゲームを運ぶと、サバレンカに先にブレークを許した。第8ゲームを終えて3-5ともう1ゲームを奪われればセットダウンという状況に立たされた。

しかしウォズニアッキはそこからサバレンカのサービスを連続でブレークし、自身のサービスゲームではブレークポイントを何度も握られたが何とか凌いでキープ。第1セットを7-5で自身のものにした。

しかし第2セットでは逆に、ウォズニアッキはブレークのチャンスを掴めなかった一方で、第4、8ゲームの自身のサービスでブレークポイントのピンチに陥った。それぞれサバレンカに得点を許してしまい、ウォズニアッキは第2セットを落として、セットカウント1-1のタイとなった。

第3セットは再び締まった形で推移。ウォズニアッキはその中でブレークで先行すると、第9ゲームで決定的なチャンスを迎えた。リターンに回った中で、デュースに入ってからブレークポイントのチャンスが訪れ、ウォズニアッキにとっては同時に勝利を掴む好機。同ゲームの中で3度ブレークポイントのチャンスはあったものの、ウォズニアッキはいずれもものにできず、サバレンカのキープに終わった。

結局、第3セットはタイブレークに入ると、ウォズニアッキがこらえきれずに失点を重ねて最後は4-7となり黒星を喫した。

ウォズニアッキは失望を顕にして「まったくマッチポイントが取れず、チャンスはありました。それを活かせませんでした。決勝戦を戦った後のように感じています。チャンスはあったのに、このような試合を落とすのは、もちろんとても残念です」と話した。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ロジャーズ・カップ」2回戦で敗退したウォズニアッキ

(Photo by David Kirouac/Icon Sportswire via Getty Images)