現地の8月8日、「ATP1000 トロント」(カナダ・トロント/8月6~12日/ハードコート)大会3日目。男子シングルス2回戦で、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)がフランシス・ティアフォー(アメリカ)に6(4)-7、6-4、1-6で敗れた。試…

現地の8月8日、「ATP1000 トロント」(カナダ・トロント/8月6~12日/ハードコート)大会3日目。男子シングルス2回戦で、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)がフランシス・ティアフォー(アメリカ)に6(4)-7、6-4、1-6で敗れた。試合時間は1時間54分。

ラオニッチは世界ランキング29位。2016年には自己最高の世界ランキング3位を記録したが、2017年シーズンは左手の故障に悩まされ、その後は復帰と故障を繰り返している。今大会は1回戦で世界ランキング11位のダビド・ゴファン(ベルギー)を破り、勝ち上がっていた。

対戦相手のティアフォーは世界ランキング41位の20歳で、次世代エース候補として注目されている「ネクストジェン」の一人。腕をしならせて叩く強烈なフォアハンドが特徴だ。

試合は第1セット、互いにブレークすることができずタイブレークへ。タイブレーク4-4からラオニッチは3ポイント連続で奪われ、第1セットを落とした。

続く第2セット、ゲームカウント3-3で迎えたティアフォーのサービスゲーム、30-30となったところで雨のため中断。約1時間15分後に試合が再開された。再開後この第7ゲームでラオニッチがブレークに成功、そのままリードしてセットを取り返した。

そして最終第3セット、ラオニッチは第1ゲームから5ゲーム連取され0-5に。第6ゲームをラブゲームでキープするが、続くティアフォーのサービング・フォー・ザ・マッチでブレークならず、ラオニッチは敗れた。2013年同大会では準優勝したラオニッチだが、逆転ならず今大会は2回戦で敗退となった。

ATP公式サイトによると、ラオニッチは試合後「彼(ティアフォー)は上手くサービスを織り交ぜていたと思う、特に終盤に向かって」と話した。

勝利したティアフォーは3回戦で、第5シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は2回戦で敗退となったラオニッチ

(Photo by Jeff Chevrier/Icon Sportswire via Getty Images)