最速149キロの真っ直ぐを軸に創成館打線を寄せ付けず

 第100回全国高等学校野球選手権記念大会は9日、第5日を迎え、第3試合は創志学園(岡山)が2年生エース西純矢投手の16奪三振無四球完封の好投で、選抜ベスト8の創成館(長崎)を7-0で下した。

 大会屈指の好カードと目された”創・創対決”は意外にも一方的な展開となった。創志学園は、4回、一気に創成館先発の川原に襲いかかった。四球を足掛かりに9番・藤原の左前適時打で先制すると、堰を切ったように4番・金山まで嵐の5連打で4点。7回には安打と四球2つで1死満塁から8番・小谷が適時二塁打。送球の乱れもあり、走者すべてが生還して勝敗を決定づけた。

 西はMAX149キロの速球と切れ味鋭いスライダー、カーブで創成館打線を寄せつけず、毎回の16奪三振。ストレート、変化球どちらにも、相手打者のバットは面白いように空を切り、前日の金足農・吉田の14Kを超える今大会最多となる三振を奪った。4回~6回には6者連続三振。走塁死が3つあるため、バットに当たってのアウトはたった7つという快投で、つけ入るスキを与えなかった。(Full-Count編集部)