【積み重ねたもの】ヴィッセル神戸戦。1点差に迫られた後、勝利を決定づける3点目を決めたのは、梅崎 司でした。85分に自ら奪ったPKを志願して蹴り、ゴールネットを揺らした後は、この日、生まれた長男を祝うゆりかごダンスを披露。喜びを爆発させまし…

【積み重ねたもの】

ヴィッセル神戸戦。1点差に迫られた後、勝利を決定づける3点目を決めたのは、梅崎 司でした。85分に自ら奪ったPKを志願して蹴り、ゴールネットを揺らした後は、この日、生まれた長男を祝うゆりかごダンスを披露。喜びを爆発させました。

後半、彼は他の選手たちが戦況を見守るため足を止める中、自身の出場を信じ、何度もウォームアップスペースを疾走していました。

このときだけではありません。約1か月前。彼は出場のなかった鳥栖戦翌日の5月30日、午前に一人大原サッカー場を訪れ、ランニングをし、そして、午後の全体トレーニング後には居残りで天野コーチとともに身体に負荷をかけていました。

厳しいプロの世界では、努力をしている者がすべて成功できるわけではありません。しかし努力を続けた者にしか、今日のような瞬間は訪れないのだと思います。

試合後、彼の笑顔は一層輝いて見えました。