「ロジャーズ・カップ」(カナダ・モントリオール/8月6~12日/ハードコート)の大会2日目、ダブルス1回戦で、加藤未唯(日本/ザイマックス)/二宮真琴(日本/橋本総業ホールディングス)がナディヤ・キッシャノック(ウクライナ)/アナスタシア・…

「ロジャーズ・カップ」(カナダ・モントリオール/8月6~12日/ハードコート)の大会2日目、ダブルス1回戦で、加藤未唯(日本/ザイマックス)/二宮真琴(日本/橋本総業ホールディングス)がナディヤ・キッシャノック(ウクライナ)/アナスタシア・ラディオノワ(オーストラリア)を破って2回戦に進出した。スコアは7-5、4-6、10-7、試合時間は1時間31分だった。

今回の試合では加藤/二宮は序盤からリードされて、劣勢の中でゲームは推移。第1セット第3ゲームのサービスでブレークポイントを握られると抗しきれずに1ブレークダウンと相手にリードを許した。

その中で迎えた第10ゲーム、加藤/二宮にチャンスが訪れた。2ブレークポイントを握ると、そのまま押し切れなかったものの40-40から決定的なポイントを奪いブレーク。落とせばセットダウンという土壇場で、加藤/二宮がスコアをタイに戻した。

さらに、続くリターンとなった第12ゲームで加藤/二宮は、キッシャノック/ラディオノワと競り合いながらも40-40から得点。ブレークして第1セットを自分たちのものにした。

ところが第2セットは、第1ゲームでいきなりサービスゲームを失ったほか、第4ゲームでスコアをタイに戻したものの押し切れない展開でゲームは進んだ。

さらに第9ゲームのサービス40-40となると、またしてもブレーク。第2セットをそのまま押し切られる形になった。

勝敗を決定する10ポイント方式のスーパータイブレークでは、加藤/二宮が、ミニブレークをし合うなどキッシャノック/ラディオノワと鎬を削りあいながらも先行。最後は10-7として白星を決定づけた。

加藤/二宮は次戦でチャン・ユンジャン(台湾)/エカテリーナ・マカロワ(ロシア)と対戦する予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「フェドカップ」での加藤と二宮

(Photo by Kiyoshi Ota/Getty Images)