本塁打攻勢で初戦突破、4回に堀本の満塁弾で逆転

 第100回全国高等学校野球選手権記念大会第4日第3試合は、大垣日大(岐阜)が劇的な逆転満塁本塁打など3発の長打攻勢で9ー3と東海大星翔(熊本)を下した。東海大星翔は、35年ぶり出場で悲願の甲子園初勝利はならなかった。

 東海大星翔は1回に2点を先制。大垣日大は2回に2年生の5番・小野寺のライトスタンドに入るソロ本塁打で1点を返したが、東海大星翔は3回に1死二、三塁から相手の野選で1点を加え、主導権を握ったかに思われた。

 しかし、大垣日大は4回、連打と死球で無死満塁と東海大星翔の先発左腕・山下を攻め立て、7番・堀本が左対左をものともせず、右翼席へ飛び込む満塁本塁打で一気に5ー3と逆転。さらに、7回には2死一、三塁から小野寺がこの日2本目の3ラン本塁打を右中間に放り込んだ。右打者の小野寺は、いずれも流し打っての本塁打で、2年生らしからぬ飛距離を見せつけた。

 本塁打攻勢で加点した大垣日大だが、東邦(愛知)と大垣日大で春夏通じ甲子園32回出場、優勝1回準優勝3回の名伯楽・阪口慶三監督は、6回に先頭打者が二塁打で出塁すると、前の打席満塁本塁打の堀本に送りバントを命じ、8回にも1死一塁から送りバントを命じるなど、持ち前の手堅い野球を徹底。試合巧者らしさも見せた。

 東海大星翔は、大垣日大先発の修行から3点を奪ったものの、その後は走者こそ出すものの追加点が取れず。山下もよく投げたが、走者をためての一発に沈んだ。(Full-Count編集部)