セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が7日、「みんながヒーロー」だと子育て中の母親たちに向けた「ママ応援」メッセージをTwitterやInstagramを通じて投稿した。セレナは23度のグランドスラムでの優勝経験を持つ一方で、昨年は妊娠出産のた…

セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が7日、「みんながヒーロー」だと子育て中の母親たちに向けた「ママ応援」メッセージをTwitterやInstagramを通じて投稿した。

セレナは23度のグランドスラムでの優勝経験を持つ一方で、昨年は妊娠出産のためにツアーをいったん離脱。9月に出産して、2018年の3月にツアーへの復帰が実現していた。

さらに、「ウィンブルドン」ではアンジェリック・ケルバー(ドイツ)に敗れはしたものの、決勝戦進出という結果を残したセレナは復調を印象付けていた。

そのセレナは今回の投稿で産後の心境のいったんを示した。投稿によれば、セレナは、産後の心境も母親や姉妹、友達と話すことで自身の気持ちは正常だとわかるといい、「赤ちゃんのために十分なことをしていないと感じるのは、まったく正常なことなのです。誰もが通る道です」と綴り、共感を示した。

併せて自身について、セレナはよくトレーニングをし、なり得る最高のアスリートになろうとしていると書いており、テニスへ真摯に取り組む姿勢を強調。

その上で「しかし、赤ちゃんと毎日一緒にいても、自分が望むほどそばにいられないということです。世の母親のほとんどが同じ境遇にあります。専業主婦にしても働いているにしても、子どもとのバランスを見つけるのは本当に大変なことです。みなさんは本当のヒーローなのです」とセレナは記し、子育てあるいは仕事に取り組む母親へのエールととれる言葉を投げかけた。

セレナは投稿の締めくくりとしてさらに「みなさんが大変な一日、一週間を過ごしているとしても、大丈夫です。私だって同じです。夜明けの来ない夜はありません」と将来に向けた希望を語った。(テニスデイリー編集部)

※写真は手を振るセレナ

(Photo by Ezra Shaw/Getty Images)