「ロジャーズ・カップ」(カナダ・モントリオール/8月6~12日/ハードコート)の大会2日目、女子シングルス1回戦で、第16シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が予選勝者のカルラ・スアレス ナバロ(スペイン)と対戦。第1セットは6(2)-7で…

「ロジャーズ・カップ」(カナダ・モントリオール/8月6~12日/ハードコート)の大会2日目、女子シングルス1回戦で、第16シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が予選勝者のカルラ・スアレス ナバロ(スペイン)と対戦。第1セットは6(2)-7でスアレス ナバロに先取されてしまった。

世界ランキング17位、今大会は第16シードで出場の大坂。前週の「シティ・オープン」では残念ながら2回戦敗退となったが、「全米オープン」に向け今大会では良い結果を残せるか注目だ。

対戦相手のスアレス ナバロは世界ランキング27位。2016年には自己最高となる世界ランキング6位を記録。2018年は40位からのスタートとなっていたが、1月の「全豪オープン」でベスト8入りするなどし、ランキングを上げてきている。

大坂とスアレス ナバロは過去に1度、2017年5月の「ストラスブール国際」で対戦しており、その時は大坂が敗れていた。当時大坂は世界ランキング49位、スアレス ナバロは23位。今大会では大坂の方がランキングでは上となっており、雪辱なるか。

第1セットは大坂のサービスゲームから始まった。お互いにキープで迎えた第3ゲームで大坂は0-40とピンチを迎えてしまった。なんとかしのいでデュースに持ち込むもブレークを喫し、ゲームカウント1-2と追う展開に。

さらに第5ゲームでもスアレス ナバロにブレークポイントを握られ、デュースでも粘られたが、ここはなんとか踏みとどまった大坂。しかし、大坂はブレークポイントを握ることができず、あと一歩攻めきれない状況が続く。

そしてその差を詰めることができないまま、ゲームカウント3-5で迎えた第9ゲームで15-40とセットポイントを握られてしまった。大坂はこのピンチに粘り強いプレーを見せてデュースまで持ち込み、合計3本のセットポイントをしのいでキープした。

しかし、スアレス ナバロのサービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームで大坂は15-40と絶好のチャンスをつかむと、見事にブレークバックに成功し、ゲームカウントを5-5のイーブンに戻した。

そしてその後もお互いにキープとなり、第1セットはタイブレークに突入した。

先にミニブレークしたのはスアレス ナバロ。大坂もミニブレークを奪い返すが、その後もスアレス ナバロにポイントを連取され、ポイント1-4とされてしまう。大坂も1ポイントを奪い返すが、スアレス ナバロに連取され、6(2)-7で第1セットを落としてしまった。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は2018年「シティ・オープン」の時の大坂なおみ

(Photo by Mitchell Layton/Getty Images)