花咲徳栄の野村は、投げても打っても超高校級

 第100回全国高等学校野球選手権記念大会は8日、第4日を迎え、1回戦4試合が行われる。第4試合では、昨夏に続く連覇を狙う花咲徳栄(北埼玉)が登場。鳴門(徳島)を相手に、どのような戦いぶりを見せるか。レジェンド始球式には、浪商(現大体大浪商)のエースとして故・香川伸行さんとのバッテリーで活躍し、1979年夏の第61回大会で準決勝に進出した元中日、ロッテの牛島和彦さんが登場する。

〇日南学園(宮崎)-丸亀城西(香川)8時
 日南学園は、宮崎大会3回戦の佐土原戦で8回裏に逆転、準々決勝の都城東戦も0-3からひっくり返した。対する丸亀城西も、3回戦で寒川に9回に追いついて延長の末に勝利。準決勝の英明戦も0-5から終盤に6点を奪ってサヨナラ勝ち。粘りを武器とするチーム同士の対戦で、接戦になる可能性が高いか。日南学園はエースの辰己、丸亀城西はリリーフでの登板が中心の大前に安定感があるだけに、日南学園は序盤で先制してリードした形で終盤に持ち込みたい。

〇金足農(秋田)-鹿児島実(鹿児島)10時30分
 何と言っても注目は金足農の剛腕・吉田。150キロの直球を中心に、変化球もキレは抜群。5試合43イニングで57奪三振、1試合平均11Kを超える好投手に、鹿児島実打線が挑む。鹿児島大会では決勝の鹿屋中央戦で4番・西に満塁弾が飛び出すなど、調子は上向き。金足農は、吉田を援護するためにも先取点が欲しいところだ。

〇大垣日大(岐阜)-東海大星翔(熊本)13時
 大垣日大は修行、杉本、内藤と力のある投手陣をそろえ、打線も長打力とバントなどの小技も兼ね備えている。東邦(愛知)の監督時代と合わせ春夏32回出場、優勝1回、準優勝3回の名伯楽・阪口監督だけに、初戦は手堅い野球を展開してくるか。九州学院、熊本工と強豪を破って35年ぶりの出場を果たした東海大星翔は、勝ち進むごとに戦いぶりがよくなってきた成長力のあるチーム。熊本大会6試合中4試合がコールド勝ちと打線には自信があるだけに、打ち合いに持ち込めば勝機は広がりそうだ。

〇花咲徳栄(北埼玉)-鳴門(徳島)15時30分
 昨夏の覇者・花咲徳栄が夏連覇に向けて初戦を迎える。昨夏も活躍した強打者・野村がチームの大黒柱となり、北埼玉大会も危なげなく勝ち上がってきた。チーム打率.371、6試合50得点もさることながら、三振はたった4つ。長打力だけでなく、ミート力もきわめて高い。野村は投手としても140キロ台後半の力のあるボールを投げ込む。鳴門は先発が予想される2年生左腕・西野の頑張りが不可欠。徳島大会では4試合中2試合が、相手に10点以上取られながら勝ち上がっており、乱打戦なら望むところか。(Full-Count編集部)