最速148キロ左腕・山田は7回5安打1失点の好投

 第100回全国高等学校野球選手権記念大会は7日、第3日を迎えた。第1試合、お互いに県内で最多の甲子園出場を誇る佐賀商(佐賀)と高岡商(富山)の古豪対決は、高岡商が4-1で佐賀商を下し、2008年以来10年ぶりの勝利を挙げ2回戦に進出した。

 高岡商・山田、佐賀商・木村の両エースの投げ合いで、試合は淡々と、引き締まった雰囲気で早い展開に。均衡を破ったのは高岡商。7番・井林が中越えにソロ本塁打を打ち込んで先制点を挙げた。

 佐賀商は6回、2死満塁の好機を逃したが、7回、1死二塁から1番・済木の投ゴロを山田が1塁に悪送球。二塁走者が生還し、同点に追いついた。

 しかし高岡商はその裏、1死から連打と四球で満塁の絶好機。井林の内野への緩いゴロを一塁手が捕り切れずにこぼす間に勝ち越し。さらに田嶋が右越えに2点二塁打を放って追加点を挙げた。富山大会5試合すべて2桁得点という打線が、ワンチャンスで勝負を決めた。

 MAX148キロ左腕の山田は、球速こそ最速142キロにとどまったものの、制球良く内外角に投げ分け、7回110球を投げて5安打1失点7奪三振。6回に両足がつるアクシデントがあったが、安定した内容だった。8回、9回は大島が締めた。木村もMAX145キロの速球を軸に、テンポよく投げて8奪三振。山田を上回る内容だったが、7回に集中打を浴びた。(Full-Count編集部)