「ATPマスターズ1000 トロント」(カナダ・トロント/8月6~12日/ハードコート)の大会初日、男子シングルス1回戦で西岡良仁(日本/ミキハウス)が第12シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)と対戦。第1セットを0-6で落とした…

「ATPマスターズ1000 トロント」(カナダ・トロント/8月6~12日/ハードコート)の大会初日、男子シングルス1回戦で西岡良仁(日本/ミキハウス)が第12シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)と対戦。第1セットを0-6で落とした時点で西岡が棄権し、1回戦敗退となった。

勝利したカレーニョ ブスタは、フィリップ・クライノビッチ(セルビア)とカレン・ハチャノフ(ロシア)の勝者と2回戦で対戦する。

両者は今回が初の対戦となったが、残念ながら最後まで試合が行われることはなかった。前週の「ATP250 ロスカボス」で、ベスト8に進出する活躍を見せ、今大会は予選通過で本戦出場を果たした西岡だったが、予選での疲労が溜まっていたと思われる。実際、予選決勝後に西岡は自身のTwitterで「これで明日も試合なのでスケジュールキツすぎますが頑張れるところまで頑張ります」とつづっていた。

第1セットは西岡のサービスゲームから始まった。第1ゲームでいきなりブレークを喫した西岡は、第2ゲームをラブゲームでキープされてしまうと、第3ゲームもラブゲームでブレークされ、ゲームカウント0-3と大きくリードを広げられてしまった。

このまま押されっぱなしになるのかと思われた第4ゲーム、西岡が15-40とブレークバックのチャンスを迎える。しかし、ここからカレーニョ ブスタにポイントを連取され、キープされてしまった。

続く第5ゲームでも40-0としたところからカレーニョ ブスタに追い上げられてデュースに持ち込まれてしまった西岡は、ミスショットが続いてしまい、またもブレークされてしまう。

ゲームカウント0-5とされ、カレーニョ ブスタのサービング・フォー・ザ・セットとなった第6ゲームでも西岡はチャンスを作ることができずにラブゲームでキープされ、第1セットを0-6で落としてしまった。

そして第1セットが終わった時点で西岡が棄権し、1回戦敗退が決まった。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」のときの西岡

(Photo by John Patrick Fletcher/Action Plus via Getty Images)