「ATP500 ワシントンD.C.」(アメリカ・ワシントンD.C./7月30日~8月5日/ハードコート)の大会最終日、男子シングルス決勝で第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がアレックス・デミノー(オーストラリア)と対戦。ズベレフ…

「ATP500 ワシントンD.C.」(アメリカ・ワシントンD.C./7月30日~8月5日/ハードコート)の大会最終日、男子シングルス決勝で第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がアレックス・デミノー(オーストラリア)と対戦。ズベレフが6-2、6-4のストレートで勝利し、昨年に続く2連覇を達成した。ズベレフはこれで今年3個目、通算で9個目のタイトルとなった。試合時間は1時間14分。

決勝は21歳のズベレフと19歳のデミノーの期待の若手対決となった。両者の過去の対戦成績はズベレフの1勝0敗。今年2月の「デビスカップ」ワールドグループの1回戦で対戦し、7-5、4-6、4-6、6-3、7-6(4)のフルセットの末、ズベレフが勝利していた。

前回の対戦では第5セットでタイブレークにもつれ込む接戦となったが、今回はズベレフがデミノーを圧倒。

試合はデミノーのサービスゲームからスタートしたが、ズベレフはいきなりブレークすると、第3ゲームでもブレークに成功。ゲームカウント4-0と大きくリードすると、自身のサービスゲームでは安定したプレーでしっかりキープを続け、6-2で第1セットを先取する。

第2セットでもズベレフの優位は変わらない。第3ゲームでブレークすると危なげなく第2セットも取り、2連覇を決めた。

ズベレフはファーストサーブが入ったときは90%のポイントを獲得し、一度もデミノーにブレークポイントを握らせなかった。(テニスデイリー編集部)

※写真は2連覇を達成したズベレフ

(Photo by Mitchell Layton/Getty Images)