山梨学院・垣越、旭川大・沼田ら好投手の登板に期待

 第100回全国高等学校野球選手権記念大会2日目の6日は4試合が行われ、史上初となる2度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭(北大阪)がいよいよ第2試合に登場する。上のレベルでも通用する好素材の選手が続々登場し、プロ野球や大学野球のファンも目が離せない1日になりそうだ。第1試合開始前のレジェンド始球式には、1979年に公立校として初となる春夏連覇を達成し、星稜(石川)と延長18回の激戦を戦った箕島(和歌山)のエース、石井毅(現姓名・木村竹志)さんが登場。

〇山梨学院(山梨)-高知商(高知)8時

 山梨学院は継投で山梨大会を勝ち上がってきたが、順当ならエースナンバーで球速140キロ台後半を出す左腕・垣越が先発か。控えも左の星野、右の鈴木と駒がそろい、誰が出てきてもおかしくない。高知大会決勝で、絶対王者・明徳義塾を打ち崩して甲子園にやってきた高知商打線が、山梨学院の豊富な投手陣をどう攻略するか。山梨学院の1年生捕手・栗田にも注目だ。

〇作新学院(栃木)-大阪桐蔭(北大阪)10時30分

 根尾、藤原、中川、柿木らプロ注目の選手を揃えた大阪桐蔭にとって、敵となるのは初戦独特の緊張感か。幾多の有力校が、この”魔物”に飲み込まれてきた。9回2死走者なしまで追い込まれた北大阪大会準決勝の履正社戦など、タフな試合を経験しているが、油断はできない。作新学院も、2016年の覇者で栃木大会8連覇の強豪。ここまで6試合中5試合で先制しているだけに、先に点を取って大阪桐蔭の焦りを誘えば面白い展開になる。

〇北照(南北海道)-沖学園(南福岡)13時

 春季北海道大会優勝の札幌第一、選抜大会出場の駒大苫小牧を破って甲子園に出場の北照。南北海道大会でも決して下馬評は高くなかったが、粘り強い戦いぶりが光った。決勝の駒大苫小牧戦でサイクルヒットの4番・岡崎は信頼感抜群だけに、チャンスを作って岡崎に回したい。春夏通じて初出場の沖学園は、打たせて取るエース格の背番号10・斎藤を中心に、しっかり守って接戦に持ち込みたい。

〇旭川大(北北海道)-佐久長聖(長野)15時30分

 旭川大は140キロ台後半のストレートを持つプロ注目のエース右腕・沼田が中心。楠茂、青木ら控え投手も球には力があり、投手力は高い。佐久長聖は長野大会準々決勝以降、エースの林が完投しており、コーナーにボールを散らして長打力のある旭川大打線を封じれば勝機は出てくる。両校ともに昨夏からチームの主力となっている選手が多く、場数は踏んでいるだけに、引き締まった好試合が期待できる。(Full-Count編集部)