現地の8月4日、「ATP250 ロスカボス」(メキシコ・ロスカボス/7月30~8月4日/ハードコート)の決勝で、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)がファビオ・フォニーニ(イタリア)に4-6、2-6で敗れた。試合時間は1時間19…

現地の8月4日、「ATP250 ロスカボス」(メキシコ・ロスカボス/7月30~8月4日/ハードコート)の決勝で、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)がファビオ・フォニーニ(イタリア)に4-6、2-6で敗れた。試合時間は1時間19分だった。

デル ポトロは第1シードで現在世界ランキング4位。今大会では、ここまでの試合をストレートで破って勝ち上がってきていた。相手のフォニーニは第2シードで世界15位。長身ではないが高いボールの処理がうまく、スピンのかかった高く跳ねるボールをどんどん打ち込んでエースを奪っていく。

試合は第1セット、デル ポトロのサービスから始まった。立ち上がり、第2ゲームでデル ポトロがいきなりブレークに成功。しかし、デル ポトロはその後に2度のブレークを許してしまう。そのまま挽回する事はできず、第1セットを奪われた。

第2セットでは、デル ポトロは先にブレークを喫する。その後デル ポトロもチャンスは掴むが相手に凌がれ、第2セットも落とした。ストレートで敗れたデル ポトロは、3月の「ATPマスターズ1000 インディアンウェルズ」以来、今季3個目のツアータイトル獲得とはならなかった。

ATP公式サイトによれば、試合後にデル ポトロは「いい一週間だった。残念ながら決勝では最高のテニスをする事はできなかったが、ファビオは勝つに相応しかった。彼はとてもスマートなゲームをした」と話した。そして、勝利したフォニーニは「素晴らしい。彼は最高の選手の一人、だから自分の出来栄えについてとても嬉しいよ」と話した。(テニスデイリー編集部)

※写真は2018年「ウィンブルドン」でのデル ポトロ

(Photo by Chaz Niell/Icon Sportswire via Getty Images)