松井秀喜氏が始球式に登場、後輩たちをバックにマウンドに立つ 第100回全国高等学校野球選手権記念大会は5日に開幕した。開会式のあと、1回戦3試合が行われ、星稜(石川)、済美(愛媛)、慶応(北神奈川)がそれぞれ勝って、2回戦に進出した。○星稜…

松井秀喜氏が始球式に登場、後輩たちをバックにマウンドに立つ

 第100回全国高等学校野球選手権記念大会は5日に開幕した。開会式のあと、1回戦3試合が行われ、星稜(石川)、済美(愛媛)、慶応(北神奈川)がそれぞれ勝って、2回戦に進出した。

○星稜(石川)9-4藤蔭(大分)
 星稜は藤蔭(大分)に11安打を浴びせ、9-4で打ち勝った。初回に併殺の間に先制すると、3回には1年生ながら3番を任されている内山の適時打などで3点を勝ち越し。その後も着実に加点していった。この試合で、母校の後輩たちをバックに始球式をつとめたOBの松井秀喜氏(元巨人、ヤンキースなど)に勝利をプレゼントした。

○済美(愛媛)5-4中央学院(西千葉)
 済美が、初出場の中央学院との接戦を制した。2-2の同点で迎えた4回2死一、二塁から適時打2本、さらにはダブルスチールと機動力も使って、この回3点を勝ち越し。中央学院も反撃を試みたが、あと1点及ばず。注目の大谷拓海投手は「4番・右翼」での出場となり、1回戦で姿を消すことになった。

○慶応(北神奈川)3-2中越(新潟)
 選抜に続く2季連続出場となった慶応が劇的なサヨナラ勝ちで1回戦を突破した。両校2点ずつを取り合って迎えた2ー2の同点で9回に突入。延長戦目前の2死一、二塁から宮尾が中前適時打を放ってサヨナラとした。中越(新潟)は山本と山田を小刻みに継投し、慶応打線を翻弄したが、勝利には結びつかなかった。

 この結果、2回戦では星稜と済美が対戦。慶応は、2日目第1試合の山梨学院(山梨)‐高知商(高知)の勝者と顔を合わせる。(Full-Count編集部)