先発の2年生エース奥川は150キロを計測

 第100回全国高校野球選手権記念大会は5日、開幕。オープニングゲームでは、大先輩の松井秀喜氏(元巨人、ヤンキースなど)が始球式をつとめた星稜(石川)が、藤蔭(大分)を圧倒。11安打を放って9-4で快勝した。

 星稜は1回、無死満塁から併殺の間に1点を先行。一度は追いつかれたものの、3回に1年生遊撃手の3番・内山の適時二塁打などで3点を勝ち越し。その後も、藤蔭の吉村、市川の投手陣を攻めて着々と加点した。

 1年生で3番を打つ内山壮真遊撃手は1安打1打点。守備でも、7回に三遊間の難しい当たりを、体勢を崩しながら二塁へ送球し走者をアウトにするなど、たぐいまれな野球センスを見せた。

 星稜は上位だけでなく、下位打線も活発。6番・奥川恭伸がチャンスメークして7番・鯰田啓介が返すパターンを2度作り、鯰田は4打数3安打の固め打ちを見せた。

 守っては、2年生エースの奥川が、藤蔭打線に8イニングで8安打4点を失ったものの、100球近くになって150キロを計測するなど力投。9回は1年生投手の寺西成騎が登板してMAX143キロの速球を軸に1イニングを無失点に抑えた。

 藤蔭は追いすがったものの、地方大会でも登板がなかった吉村紘輝が先発登板して立ち上がりに制球を乱し、3回途中4失点。リリーフしたエース・市川晃大も星稜の勢いを食い止めることができなかった。(Full-Count編集部)