各大会4日目。この日も錦織圭(日本/日清食品)、大坂なおみ(日本/日清食品)をはじめ日本人選手たちが目白押しの一日となった。■「ATP500 ワシントンD.C.」(アメリカ・ワシントンD.C./7月30日~8月5日/ハードコート)男子シング…

各大会4日目。この日も錦織圭(日本/日清食品)、大坂なおみ(日本/日清食品)をはじめ日本人選手たちが目白押しの一日となった。

■「ATP500 ワシントンD.C.」(アメリカ・ワシントンD.C./7月30日~8月5日/ハードコート)

男子シングルス3回戦、第7シードの錦織圭(日本/日清食品)が第9シードの世界26位デニス・シャポバロフ(カナダ)に7-6(1)、6-3で勝利した。シャポバロフとは2月の「ATP500 アカプルコ」で一度対戦しており、錦織が敗れていた。今回、その時の雪辱を見事に果たし錦織は準々決勝進出を決めた。準々決勝では第1シードで世界3位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。

そのアレクサンダー・ズベレフは、兄である世界42位ミーシャ・ズベレフ(ドイツ)に6-3、7-5で勝利。ツアー本戦で初となったズベレフ兄弟の対決は、弟のアレクサンダーが制した。

■「シティ・オープン」(アメリカ・ワシントンD.C./7月30日~8月5日/ハードコート)

女子シングルス2回戦、第3シードで世界17位の大坂なおみ(日本/日清食品)が62位のマグダ・リネッテ(ポーランド)に2-6、6-3、3-6で敗れた。大坂は第2セットは奪い返したものの、第3セットでは逆転の糸口を見つけることができず逆転勝利とはならなかった。今大会では残念ながら敗れたが、今後の活躍に期待したい。

■「ゼネラリ・オープン」(オーストリア・キッツビューエル/7月30日~8月4日/クレーコート)

オーストリアで行われているクレーコートの大会。男子シングルス準々決勝で、世界81位のダニエル太郎(日本/エイブル)が88位のジャウメ・ムナール(スペイン)に6(3)-7、3-6で敗れた。今大会2回戦で90位のラスロ・ジェレ(セルビア)を破り、2週連続のベスト8入りを果たしたダニエル太郎。さらなる勝ち上がりが期待されたが残念ながら敗れた。

■「ATP250 ロスカボス」(メキシコ・ロスカボス/7月30~8月4日/ハードコート)

男子シングルス準々決勝で世界247位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が、第2シードで15位のファビオ・フォニーニ(イタリア)に2-6、2-6で敗れた。ランキングで格上のフォニーニからリードを奪うことはできず、準決勝進出はならなかった。◇   ◇   ◇

【8月2日 主な試合結果】

◆「ATP500 ワシントンD.C.」

男子シングルス3回戦

〇[7]錦織圭(日本/日清食品)7-6(1)、6-3 ●[9]デニス・シャポバロフ(カナダ)

〇アンディ・マレー(イギリス)6(5)-7、6-3、7-6(4) ●マリウス・コピル(ルーマニア)

〇[1]アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)6-3、7-5 ●[15]ミーシャ・ズベレフ(ドイツ)

男子シングルス2回戦

〇[WC]ノア・ルビン(アメリカ)6-4、7-6(6) ●[2]ジョン・イズナー(アメリカ)

◆「シティ・オープン」

女子シングルス2回戦

〇マグダ・リネッテ(ポーランド)6-2、3-6、6-3 ●[3]大坂なおみ(日本/日清食品)

◆「ゼネラリ・オープン」

男子シングルス準々決勝

〇ジャウメ・ムナール(スペイン)7-6(3)、6-3 ●ダニエル太郎(日本/エイブル)

◆「ATP250 ロスカボス」

男子シングルス準々決勝

〇[2]ファビオ・フォニーニ(イタリア)6-2、6-2 ●西岡良仁(日本/ミキハウス)

〇[1]フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)6-1、6-1 ●イゴル・ゲラシモフ(ベラルーシ)

◆「ムバダラ シリコンバレー・クラシック」

女子シングルス2回戦

〇[3/WC]ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)6-4、4-6、6-0 ●ヘザー・ワトソン(イギリス)(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ワシントンD.C.」2回戦での錦織圭

(Photo by Chaz Niell/Icon Sportswire via Getty Images)