「ATP500 ワシントンD.C.」(アメリカ・ワシントンD.C./7月30日~8月5日/ハードコート)の大会4日目、男子シングルス3回戦で第7シードの錦織圭(日本/日清食品)が第9シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)と対戦。第1セットは…

「ATP500 ワシントンD.C.」(アメリカ・ワシントンD.C./7月30日~8月5日/ハードコート)の大会4日目、男子シングルス3回戦で第7シードの錦織圭(日本/日清食品)が第9シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)と対戦。第1セットは錦織が7-6(1)で先取した。

両者の過去の対戦成績は、錦織の0勝1敗。今年2月の「ATP500 アカプルコ」で初対戦し、7-6(3)、3-6、1-6で敗れていた。ただ当時はまだ怪我からの復帰から約1ヶ月しか経っておらず、試合勘を取り戻す段階だった。前回万全ではない状態とはいえ敗れたシャポバロフに、元世界ランキング4位の実力を発揮できるか注目される。

試合は錦織のサービスゲームからスタート。序盤は両者ともに順調にキープを続ける。錦織もシャポバロフのパワフルなフォアハンドに、なかなかチャンスを作れない。錦織は第8ゲームでこの試合初のデュースまで追い上げたが、ここでもチャンスとはならなかった。

ようやくチャンスが訪れたのは錦織。錦織の6-5で迎えた第12ゲームでデュースに追いつくと、セットポイントを握る。しかしシャポバロフにサーブで切り抜けられてしまい、第1セットはタイブレークへもつれ込んだ。

タイブレークではシャポバロフのダブルフォルトなどで、錦織が先に2つミニブレークに成功する。そのまま錦織はこのリードを守りきり、第1セットを先取した。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ワシントンD.C.」2回戦のときの錦織圭

(Photo by Mitchell Layton/Getty Images)