8月2日、「ATP250 ロスカボス」(メキシコ・ロスカボス/7月30~8月4日/ハードコート)で、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)はマルコス・ギロン(アメリカ)を下して準々決勝へ進出した。スコアは7-5、6-3、試合時間は…

8月2日、「ATP250 ロスカボス」(メキシコ・ロスカボス/7月30~8月4日/ハードコート)で、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)はマルコス・ギロン(アメリカ)を下して準々決勝へ進出した。スコアは7-5、6-3、試合時間は1時間35分だった。

デル ポトロは、現在キャリアハイに並ぶ世界4位で、スピード感のあるサービスやフラット系のフォアを持ち味にしている。今大会では第1シードで出場している。

第1セットでデル ポトロは終盤までに、ギロンとブレークを分け合いながらゲームを運んだ。

いずれもサービスキープを続けて入った第6ゲームでデル ポトロがボレーやパッシングのウィナー、ギロンのアウトミスで3ブレークポイントのチャンスに。1ポイントの挽回を許したものの、最後はギロンのダブルスフォルトでブレークとなった。

しかし、デル ポトロは直後にブレークバックを許した。また、第9ゲームがデル ポトロのサービスでブレークとなったほか、同選手が直後のゲームで今度は逆にブレークバック。イーブンのまま第1セットの最終盤に差し掛かる形になった。

デル ポトロはしかし、第11ゲームでサービスをキープすると、直後のゲームでチャンスを掴んだ。デュースからギロンのアウトミスでブレークポイントとすると、フォアの強打で打ち勝ったデル ポトロが第1セットを7-5で自身のものにした。

また第2セットでは、デル ポトロが再び、終盤に差し掛かるタイミングでゲームを動かした。

4-3とリードして入ったデル ポトロのリターンゲームで、ギロンのアウトミスなどから、デル ポトロが先行。そのまま3ブレークポイントとなると、ギロンがバックハンドでダウンザラインにウィナーを放つなど粘りを見せようとした。

ただ、結局は続くポイントでデル ポトロがギロンのアウトミスからブレーク。勝利に向けた大きなリードを確保した。

最後はデル ポトロが、続くサービング・フォ・ザ・マッチとなったゲームをラブゲームで手堅く締めて、白星を決定づけた。

デル ポトロは準々決勝でサム・クエリー(アメリカ)に勝利したイゴル・ゲラシモフ(ベラルーシ)と対戦する予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は吠えるデル ポトロ

(Photo by Chaz Niell/Icon Sportswire via Getty Images)