各大会3日目となる現地8月1日。錦織圭(日本/日清食品)をはじめ、ダニエル太郎(日本/エイブル)、西岡良仁(日本/ミキハウス)らが勝ち上がった。■「ATP500 ワシントンD.C.」(アメリカ・ワシントンD.C./7月30日~8月5日/ハー…

各大会3日目となる現地8月1日。錦織圭(日本/日清食品)をはじめ、ダニエル太郎(日本/エイブル)、西岡良仁(日本/ミキハウス)らが勝ち上がった。

■「ATP500 ワシントンD.C.」(アメリカ・ワシントンD.C./7月30日~8月5日/ハードコート)

男子シングルス2回戦で、第7シードの錦織圭(日本/日清食品)が予選勝者で234位のドナルド・ヤング(アメリカ)に6-3、6-4で勝利。第2セットの途中、相手のメディカルタイムアウトで一時中断するシーンもあったが、錦織は落ち着いて初戦を突破した。

このほか、元世界1位のアンディ・マレー(イギリス)が第4シードのカイル・エドマンド(イギリス)を7-6(4)、1-6、6-4のフルセットで下した。イギリス同郷対決を制し、3回戦進出。

男子ダブルス1回戦ではマクラクラン勉(日本)/イバン・ドディグ(クロアチア)が、ダブルス元世界1位ペア・今大会第3シードのルーカシュ・クボト(ポーランド)/マルセロ・メロ(ブラジル)を撃破。6-4、7-5のストレートで準々決勝進出を決めた。

■「ゼネラリ・オープン」(オーストリア・キッツビューエル/7月30日~8月4日/クレーコート)

オーストリアで行われているクレーコートの大会。男子シングルス2回戦で、世界81位のダニエル太郎(日本/エイブル)が90位のラスロ・ジェレ(セルビア)に6-3、6-2のストレートで勝利した。ダニエル太郎は前週の「ATP250 グシュタード」に続き2週連続でベスト8入りとなった。

一方、第1シードのドミニク・ティーム(オーストリア)は予選勝者の世界112位マルティン・クーリザン(スロバキア)に1-6、6-1、5-7のフルセットで敗れた。ティームはツアー本戦でクーリザンに対し、これで3戦全敗。今大会は初戦で姿を消す事となった。

■「ATP250 ロスカボス」(メキシコ・ロスカボス/7月30~8月4日/ハードコート)

男子シングルス2回戦で世界247位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が、第7シードで65位のテイラー・フリッツ(アメリカ)に7-6(3)、6-1で勝利、準々決勝進出を決めた。西岡がツアー本戦でベスト8入りしたのは、2017年3月の「ATP500 アカプルコ」以来となる(その時は準々決勝でラファエル・ナダル(スペイン)に敗れた)。

西岡は試合後、自身のTwitterアカウントで「久しぶりのツアーベスト8です!明日も試合なので頑張っていきたいと思います!」とコメントを投稿している。◇   ◇   ◇

【8月1日 主な試合結果】

◆「ATP500 ワシントンD.C.」

男子シングルス2回戦

〇[7]錦織圭(日本/日清食品) 6-3、6-4 ●[Q]ドナルド・ヤング(アメリカ)

〇アンディ・マレー(イギリス)7-6(4)、1-6、6-4 ●[4]カイル・エドマンド(イギリス)

男子ダブルス1回戦

〇イバン・ドディグ(クロアチア)/マクラクラン勉(日本)6-4、7-5 ●[3]ルーカシュ・クボト(ポーランド)/マルセロ・メロ(ブラジル)

◆「ゼネラリ・オープン」

男子シングルス2回戦

〇ダニエル太郎(日本/エイブル)6-3、6-2 ●ラスロ・ジェレ(セルビア)

〇[Q]マルティン・クーリザン(スロバキア)6-1、1-6、7-5 ●[1]ドミニク・ティーム(オーストリア)

◆「ATP250 ロスカボス」

男子シングルス2回戦

〇西岡良仁(日本/ミキハウス)7-6(3)、6-1 ●[7]テイラー・フリッツ(アメリカ)

〇[1]フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)7-5、6-3 ●[Q]マルコス・ギロン(アメリカ)

◆「ムバダラ シリコンバレー・クラシック」

女子ダブルス1回戦

〇[4]加藤未唯(日本/ザイマックス)/二宮真琴(日本/橋本総業ホールディングス)1-6、7-5、10-4 ●マグダレナ・フレッヒ(ポーランド)/マリア・サンチェス(アメリカ)

◆「シティ・オープン」

女子ダブルス準々決勝

〇クリスティ・アン(アメリカ)/ローレン・デービス(アメリカ)5-7、6-4、11-9 ●[2]青山修子(日本/近藤乳業)/レナタ・ボラコバ(チェコ)(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ワシントンD.C.」初戦を突破した錦織圭

(Photo by Mitchell Layton/Getty Images)