「今日の試合は一生忘れられないと思う」。初のツアー本戦で惜しくも勝利を逃した綿貫陽介(日本/日清食品)は、試合後そうTwitterに投稿した。現地の7月31日、「ATP500 ワシントンD.C.」(アメリカ・ワシントンD.C./7月30日~…

「今日の試合は一生忘れられないと思う」。初のツアー本戦で惜しくも勝利を逃した綿貫陽介(日本/日清食品)は、試合後そうTwitterに投稿した。

現地の7月31日、「ATP500 ワシントンD.C.」(アメリカ・ワシントンD.C./7月30日~8月5日/ハードコート)大会2日目。男子シングルス1回戦で、予選勝者で世界287位の綿貫が世界63位のダニール・メドベージェフ(ロシア)に6-3、5-7、1-6で敗れた。

綿貫は世界ランキングでは格上選手との対戦でマッチポイントを握るまで善戦したものの、残念ながら今回はツアー初勝利ならず。

試合では綿貫が第1セットを先取。しかし第2セットで綿貫は、ゲームカウント5-3で迎えたサービング・フォー・ザ・マッチでブレークを喫し、そこから相手に4ゲーム連取されてセットを奪われた。そして第3セット、メドベージェフに3度ブレークされ逆転負けとなった。

Twitterで綿貫は「めちゃくちゃ悔しくて色んな事を1試合で経験できたと思います」と初めてのツアー本戦を振り返った。また、今後について「自分の悪い所がでてやらなきゃいけない事が明確になったので後は自分が継続して行くこと。そして次は勝ちたい。最後は不甲斐なかったですが今できることはやれたと思います。また来週頑張ります」と前向きなコメントを投稿した。

初めてのツアー本戦を戦い抜いた綿貫、日本期待の若手として今後の活躍に注目だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は2018年5月イギリスの下部大会での綿貫

(Photo by Tony Marshall/Getty Images for LTA)