現地の7月31日、「ATP500 ワシントンD.C.」(アメリカ・ワシントンD.C./7月30日~8月5日/ハードコート)大会2日目。男子シングルス1回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場のスタン・ワウリンカ(スイス)が予選勝者のドナ…

現地の7月31日、「ATP500 ワシントンD.C.」(アメリカ・ワシントンD.C./7月30日~8月5日/ハードコート)大会2日目。男子シングルス1回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場のスタン・ワウリンカ(スイス)が予選勝者のドナルド・ヤング(アメリカ)に4-6、7-6(5)、6(3)-7で敗れた。試合時間は2時間20分。

勝利したヤングは2回戦で、第7シードの錦織圭(日本/日清食品)と対戦する。

ワウリンカは現在世界ランキング198位。元世界ランキング3位でグランドスラムのタイトルを3個持っているが、2017年以来膝の故障でツアーを度々離脱。復活への道を歩んでいるところだ。対戦相手のヤングは世界ランキング234位。直前の「ATP250 アトランタ」では2回戦で敗退していた。両者の対戦は大会1日目に予定されていたが順延となっていた。

試合はワウリンカのサービスから始まった。第1ゲームでワウリンカはいきなりブレークを喫し、そのまま追いつくことができずセットを落とした。

第2セットは互いにブレークポイントを握ることができず、キープが続きタイブレークへ。最後、フォアハンドのウィナーでワウリンカがタイブレークをものにし、最終セットへ望みを繋げた。

そして第3セットもキープが続いた。第7ゲームでは、ワウリンカが15-40と2本のブレークチャンスを得るも活かせず。その後も互いに譲らず再びタイブレークへ。タイブレーク3-3からワウリンカは4連続でポイントを奪われ、1回戦敗退となった。

ヤングは錦織とは同じ1989年生まれで、ともにIMGアカデミーでしのぎを削った仲。ヤングと錦織がどのような戦いを繰り広げるか、2回戦も注目だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は1回戦で敗退となったワウリンカ

(Photo by Mitchell Layton/Getty Images)