「ATP500 ワシントンD.C.」(アメリカ・ワシントンD.C./7月30日~8月5日/ハードコート)の大会2日目、男子シングルス1回戦で綿貫陽介(日本/日清食品)がダニール・メドベージェフ(ロシア)と対戦。第1セットを6-3で先取した綿…

「ATP500 ワシントンD.C.」(アメリカ・ワシントンD.C./7月30日~8月5日/ハードコート)の大会2日目、男子シングルス1回戦で綿貫陽介(日本/日清食品)がダニール・メドベージェフ(ロシア)と対戦。第1セットを6-3で先取した綿貫だったが、第2セットは5-7で奪われてしまった。

第2セットは綿貫のサービスから。第1セットを先取した綿貫は、2本のサービスエースを決めてラブゲームでキープし、順調なスタートを切ると、第2ゲームで40-0の状態から一気にデュースまで追い上げてブレークポイントを握った。ところがチャンスを活かせなかった綿貫は、続く第3ゲームで15-40とピンチを迎えてしまう。綿貫はこのピンチを粘りに粘り、合計4本のブレークポイントをしのいでキープに成功した。

ここからはお互いにキープの展開となる。第7ゲームでメドベージェフにポイントリードされる場面もあったが、ラリーを制してポイントを奪った綿貫がキープし、リードさせようとしない。

そして第8ゲームでデュースまで追い上げた綿貫は、ブレークに成功し、続く第9ゲームがサービング・フォー・ザ・マッチとなった。綿貫は40-30とマッチポイントを握ったが、粘るメドベージェフにデュースに持ち込まれてしまうと、逆にブレークポイントを握られてしまう。なんとかしのぎたい綿貫だったが、ショットがギリギリでアウトになり、ブレークバックを喫してしまった。

さらに綿貫は第11ゲームで0-40と、大きなピンチを迎える。3本のブレークポイントをしのいでデュースに持ち込むが、最後は綿貫がダブルフォルトを犯してしまい、1ブレークダウンとされてしまった。

そしてメドベージェフのサービング・フォー・ザ・セットとなった第12ゲームで、綿貫は2本のブレークポイントを握ったが、メドベージェフにキープされて5-7で第2セットを落としてしまった。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第3セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は現在対戦中の綿貫