「ゼネラリ・オープン」(オーストリア・キッツビューエル/7月30日~8月4日/クレーコート)の大会2日目、男子シングルス1回戦で、ダニエル太郎(日本/エイブル)が第7シードで世界ランキング56位のヤン レナード・ストルフ(ドイツ)に7-6(…

「ゼネラリ・オープン」(オーストリア・キッツビューエル/7月30日~8月4日/クレーコート)の大会2日目、男子シングルス1回戦で、ダニエル太郎(日本/エイブル)が第7シードで世界ランキング56位のヤン レナード・ストルフ(ドイツ)に7-6(3)、6-1でストレート勝利し2回戦進出を決めた。試合時間は1時間18分。

勝利したダニエルは2回戦で90位のラスロ・ジェレ(セルビア)と対戦する予定。ジェレは1回戦で、先週開催された「ATP500 ハンブルク」でジョージア人として初のツアータイトルを獲得したばかりのニコラス・バシラシビリ(ジョージア)を破っての勝ち上がり。

第1セットは両者なかなかチャンスを作ることができず、ブレークがないままタイブレークに突入すると、ダニエルが競り勝つ。

さらに第2セットでダニエルは、第1セットでも42%と低かったストルフのファーストサーブの入る確率がより下がったことにより、セカンドサーブを攻略してポイントを重ねる。そして2度のブレークに成功して初戦突破をもぎ取った。

この試合を通じてのストルフのファーストサーブの入る確率は34%と低く、ダニエルはファーストサーブのリターンでは1ポイントのみだったが、セカンドサーブでは実に22ポイント奪った。一方ダニエル自身のサービスゲームでは、1度もストルフにブレークポイントを与えなかった。(テニスデイリー編集部)

※写真は2018年3月の「ATPマスターズ1000 マイアミ」の時のダニエル

(Photo by Al Bello/Getty Images)