「ATP500 ワシントンD.C.」(アメリカ・ワシントンD.C./7月30日~8月5日/ハードコート)の大会1日目、男子シングルス1回戦でアンディ・マレー(イギリス)がマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)と対戦。第3セットはマレーが7-…

「ATP500 ワシントンD.C.」(アメリカ・ワシントンD.C./7月30日~8月5日/ハードコート)の大会1日目、男子シングルス1回戦でアンディ・マレー(イギリス)がマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)と対戦。第3セットはマレーが7-5で取り、3-6、6-4、7-5のフルセットでマレーが勝利。2回戦進出を決めた。試合時間は2時間37分。

雨によって試合開始が3時間遅れてスタートしたこの試合が終わったのは、現地時間で深夜0時30分を越えた頃。マレーは1年5ヶ月ぶりとなるハードコートの試合を、深夜の逆転白星で飾った。

勝利したマレーは、2回戦でカイル・エドマンド(イギリス)と対戦する。エドマンドは今大会第4シードで出場し、1回戦免除となっている。

第3セット、またしても第1ゲームでマレーが15-40とブレークのチャンスをつかむ。マクドナルドも粘るが、マレーがデュースの末にブレークに成功すると、続く第2ゲームをラブゲームでキープしリードを保った。

そこからお互いにキープが続く。第6ゲームでマクドナルドにデュースで粘られたが、マレーはブレークポイントを与えることなくキープした。

調子の良くなってきたマレーは、マクドナルドのミスを誘う巧みなショットを繰り出し、ポイントを重ねていく。

そしてゲームカウント5-4で迎えた第10ゲームがマレーのサービング・フォー・ザ・マッチとなった。落ち着いてプレーを進めるマレーが40-30とマッチポイントを握るも、ここはデュースに持ち込まれてしまった。そして粘るマクドナルドに5本のマッチポイントをしのがれ、ブレークバックされてしまう。

第11ゲーム、マクドナルドがオーバーネットを犯して思わぬ形でブレークポイントを握ったマレーは、このチャンスを活かしてブレークに成功する。そして再び迎えたサービング・フォー・ザ・マッチで自身のミスでイライラする場面がありつつも着実にポイントを重ねていく。そして最後はラリーの末にマクドナルドのショットが大きくロングとなり、マレーが7-5で第3セットを奪って1回戦を突破した。(テニスデイリー編集部)

※写真は1回戦を逆転勝利で飾ったマレー

(Photo by Mitchell Layton/Getty Images)