現地の7月30日、「ATP250 ロスカボス」(メキシコ・ロスカボス/7月30~8月4日/ハードコート)大会1日目。男子シングルス1回戦で、西岡良仁(日本/ミキハウス)がガスタン・エリアス(ポルトガル)に6-4、6-3で勝利した。試合時間は…

現地の7月30日、「ATP250 ロスカボス」(メキシコ・ロスカボス/7月30~8月4日/ハードコート)大会1日目。男子シングルス1回戦で、西岡良仁(日本/ミキハウス)がガスタン・エリアス(ポルトガル)に6-4、6-3で勝利した。試合時間は1時間23分。

西岡は世界ランキング247位(ランキングは7月30日時点)の22歳。2017年3月に左膝の前十字靭帯を損傷してその後ツアーを離脱、2018年1月に復帰した。5月の「全仏オープン」1回戦ではフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)と4時間22分の死闘を繰り広げた、小柄ながらも諦めずにボールを追いかけるファイターだ。対戦相手のエリアスは世界ランキング127位の27歳。粘り強いグラウンドストロークを軸とするオールラウンダー。

試合は西岡のサービスから始まった。西岡は第1ゲームでいきなりブレークを許す。第4ゲームではブレークポイントを握り1度は凌がれるが、相手エリアスがダブルフォルトをおかし、再びチャンスを掴んだ西岡がブレークバック。その後、西岡は5-4迎えた第10ゲームで再びブレークに成功してセットを先取した。

そして第2セット、第2ゲームで西岡が先にブレークに成功。第7ゲームでブレークバックされ4-3となるも、第8ゲームで再び西岡がブレークを果たした。続く西岡のサービング・フォー・ザ・マッチをしっかりとキープして勝利。

勝利した西岡は2回戦で、第7シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)対ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場のタナシ・コキナキス(オーストラリア)の勝者と対戦予定。

ロスカボスへ出発前、Twitterで「日本に負けじと暑いと思いますが、(ハードコートは)相性は良いので頑張ってきます」と投稿していた西岡。毎年調子が良く、好成績を残せていると西岡が話すハードコートシーズン、最初の大会で上位に進めるか次の対戦も期待だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は1回戦を突破した西岡良仁(2018年「ATPマスターズ1000 マイアミ」の時のもの)

(Photo by Al Bello/Getty Images)