早田ひな・伊藤美誠ペア 写真:AAP Image/アフロ


 6日間にわたる激戦が繰り広げられた「オーストラリアオープン」<7月24~25日・予選、26~29日・本戦/ジーロング>が閉幕した。今大会、日本勢はシングルスで際立った結果を残せなかったものの、女子ダブルスは
早田ひな(日本生命/希望が丘高校)/伊藤美誠(スターツSC)の女子高生ペアが優勝。息の合ったコンビネーションで気を吐いた2人はペア結成から1年半でITTFワールドツアー通算4勝目を挙げた。準優勝も日本の橋本帆乃香/佐藤瞳(ともにミキハウス)ペアで格付けの高いプラチナ大会で日本勢が表彰台を独占した。


 一方、男子ダブルスも森薗政崇(FPC)/大島祐哉(木下グループ)ペアが前戦韓国オープン優勝ペアのチャン ウジン/イム ジョンフン(韓国)を準々決勝で撃破。決勝進出を果たしたが、もうひとつの韓国ペア、チョン ヨンシク/イ サンスの前陣でたたみかけてくる素早い攻撃に押されストレート負け。準優勝となった。もともとダブルスに定評のある韓国の男子だが、最近は個々の選手が力をつけダブルスも戦力を増している。

 ちなみに混合ダブルスも韓国同士の決勝の末、イ サンス/チョン ジヒがイム ジョンフン/ヤン ハウンを下して優勝した。