"テニス界のBIG4"の一角、アンディ・マレー(イギリス)が復帰後3大会目として「ATP500 ワシントンD.C.」(アメリカ・ワシントンD.C./7月30日~8月5日/ハードコート)に出場する予定だ。ドロー表が発表され、マレーは1回戦でマ…

"テニス界のBIG4"の一角、アンディ・マレー(イギリス)が復帰後3大会目として「ATP500 ワシントンD.C.」(アメリカ・ワシントンD.C./7月30日~8月5日/ハードコート)に出場する予定だ。ドロー表が発表され、マレーは1回戦でマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)と対戦予定。

対戦相手のマクドナルドは、2018年1月1日には176位だった世界ランキングを、7月23日には自己最高となる77位まで上げた。2018年「ウィンブルドン」では4回戦進出を果たしている。

2017年、マレーは臀部の故障に悩まされツアーを離脱していたが、2018年6月の「ATP500 ロンドン」で約1年ぶりに復帰。復帰戦は敗れたが、続いて行われた「ATP250 イーストボーン」では1回戦でスタン・ワウリンカ(スイス)に勝利し、復帰後初白星を飾った。「ウィンブルドン」は欠場し、現在世界ランキングを838位まで落としている。

ATP公式サイトによると、マレーは今の状態について「調子は良くなってきているよ」と話した。また「長期間ツアーを離れた後、試合での鋭さを取り戻すためには時間がかかる。 私はこの1年、3試合しかしていないので、できるだけ多くの試合をして、1週間に2・3・4・5試合とプレーした後の感触を見てみようとしている。 それは大きなテスト」「私は最近たくさんのトレーニングをしてきて、かなりうまくやり遂げてきた。だからうまくいけば、私はその状態に入っても大丈夫だろう」と語った。

8月27日から始まる「全米オープン」でBIG4勢揃いとなることが期待されている中、まずはマレーが前哨戦で好スタートを切れるか注目だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は2018年「ウィンブルドン」記者会見でのマレー

(Photo by AELTC/Ben Queenborough via Getty Images)