7月26日、「ATP250 グシュタード」(スイス・グシュタード/7月23~29日/クレーコート)大会4日目。男子シングルス2回戦で、第1シードで世界14位のファビオ・フォニーニ(イタリア)が予選勝者で107位のユルゲン・ゾップ(エストニア…

7月26日、「ATP250 グシュタード」(スイス・グシュタード/7月23~29日/クレーコート)大会4日目。男子シングルス2回戦で、第1シードで世界14位のファビオ・フォニーニ(イタリア)が予選勝者で107位のユルゲン・ゾップ(エストニア)に1-6、6-3、3-6で敗れた。試合時間は1時間42分、前年優勝者のフォニーニは2年連続の優勝はならなかった。

フォニーニは直前の大会「スキースター・スウェディッシュ・オープン」で優勝を果たし今季2個目のタイトルを獲得していた。対戦相手のゾップは、ツアー優勝の経験はないが、強力なサービスとフォアを持ち、190cmと大型選手ながら機動力にも優れたタイプの選手だ。

フォニーニは1回戦は免除でこの2回戦が初戦だった。試合は第1セット、フォニーニは1度もブレークポイントを握ることができず。逆にゾップに7度ブレークポイントを握られ5度凌いだものの、フォニーニは第1セットを落とした。

続く第2セットでは、フォニーニが2度のブレークに成功し奪い返したが、勝負の第3セット、フォニーニはまたもブレークポイントを握ることはできず、フルセットで敗れた。

この試合ゾップのダブルフォルト0本に対し、フォニーニは4本。セカンドサーブで得たポイント数も相手を大きく下回るなど、フォニーニは苦しいサービスゲームが多かった。

勝利したゾップは準々決勝で世界177位のファクンド・バグニス(アルゼンチン)と対戦する予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は6月の「全仏オープン」でのフォニーニ

(Photo by Cameron Spencer/Getty Images)