ジャパンツアー初戦に勝利し、ワールドランキングが8位に上昇したスコットランド代表は、25日に東京・味の素スタジアムでおこなわれる第2戦で主将をベンチに温存させる。 安定感抜群のキッカーでもあるSHグレイグ・レイドロー主将は、第2戦はリザー…

 ジャパンツアー初戦に勝利し、ワールドランキングが8位に上昇したスコットランド代表は、25日に東京・味の素スタジアムでおこなわれる第2戦で主将をベンチに温存させる。

 安定感抜群のキッカーでもあるSHグレイグ・レイドロー主将は、第2戦はリザーブとしてメンバー入りし、ゲームキャプテンは代わりに9番をつける17キャップのヘンリー・ビアゴスが務める。
 第1戦の先発からは6人が変更となり、負傷離脱したPRアラスダー・ディッキンソンに代わり、今年3月に代表デビューしたばかりのローリー・サザーランドが1番を任された。右PRのマリー・ロウは2年ぶりの先発となる。

 バックローには2015年ワールドカップの日本代表戦でデビューした南アフリカ出身のFLジョシュ・ストラウスが新たに入った。彼はスーパーラグビーのライオンズで主将を務めたハードワーカーだ。
 かつてクルセイダーズ(ニュージーランド)のトップフィニッシャーだったWTBショーン・マイトランドも第2戦のスターターとなり、太もも裏を痛めたCTBダンカン・テイラーに代わってピーター・ホーンがミッドフィールドに入った。

 ベンチには104キャプのWTBショーン・ラモントや、月曜日に合流したばかりのPRゴードン・リードも名を連ねている。また、オリジナルスコッドに負傷者が出たため追加招集された22歳のCTBヒュー・ジョーンズもリザーブに入り、出場すれば初キャップとなる。

1.ローリー・サザーランド(エディンバラ/RWC)  2.スチュアート・マキナリー(エディンバラ)  3.マリー・ロウ(エクセター)  4.リッチー・グレイ(トゥールーズ/RWC)  5.ジョニー・グレイ(グラスゴー/RWC)  6.ジョシュ・ストラウス(グラスゴー/RWC)  7.ジョン・バークリー(スカーレッツ)  8.ライアン・ウィルソン(グラスゴー/RWC)  9.ヘンリー・ビアゴス(グラスゴー/RWC)  10.ルーリー・ジャクソン(ハリクインズ)  11.ショーン・マイトランド(サラセンズ/RWC)  12.ピーター・ホーン(グラスゴー/RWC)  13.マット・スコット(グロスター/RWC)  14.トミー・シーモア(グラスゴー/RWC)  15.スチュアート・ホッグ(グラスゴー/RWC)   

〔リザーブ〕
16.フレイザー・ブラウン(グラスゴー/RWC)  17.ゴードン・リード(グラスゴー/RWC)  18.ヴィレム・ネル(エディンバラ/RWC)  19.ティム・スウィンソン(グラスゴー/RWC)  20.ジョン・ハーディー(エディンバラ/RWC)  21.グレイグ・レイドロー(グロスター/RWC)  22.ヒュー・ジョーンズ(ストーマーズ)  23.ショーン・ラモント(グラスゴー/RWC) 

※( )内のRWCは2015年ワールドカップメンバーを意味する。
※ ラグビーマガジン7月号付録からの選手変更・追加がありました。以下のとおり、ご案内します。