7月26日、「江西オープン」(中国・南昌/7月23~29日/ハードコート)で、穂積絵莉(日本/橋本総業ホールディングス)は女子シングルス2回戦で、第3シードで80位のマグダ・リネッテ(ポーランド)と対戦した。スコアは3-6、5-7、試合時間…

7月26日、「江西オープン」(中国・南昌/7月23~29日/ハードコート)で、穂積絵莉(日本/橋本総業ホールディングス)は女子シングルス2回戦で、第3シードで80位のマグダ・リネッテ(ポーランド)と対戦した。スコアは3-6、5-7、試合時間は1時間28分だった。

穂積は、2017年の同大会では2回戦で、当時109位だったシェイ・スーウェイ(台湾)にフルセットで惜しくも敗れており、雪辱を果たしたかったところ。リネッテとは今回が初めての対戦だった。

試合が始まると、穂積は第1セット第1ゲームから2ブレークポイントのチャンス。ストロークの打ち合いから穂積のバックハンドのウィナーでブレークとなり、いい形でスタートさせた。

しかし、立ち上がり直後の第2ゲームに、3ブレークポイントのピンチが穂積に訪れた。さらに、その中でリネッテの鋭いフォアがウィナーとなりブレークバックとなり、スコアも均衡を取り戻した。

その後、第1セットでは中盤にブレークし合うなど競り合う展開に。穂積は第6ゲームのサービスで2ブレークポイントを与えてしまうと、深いリターンにたまらずネットミス。ブレークを許した。

穂積は直後にブレークに成功したものの、勢いは続かず。再びブレークされてリードを奪われると、そのまま挽回できずに第1セットは3-6でリネッテの手に落ちた。

第2セットでは穂積がまずは挽回を図った。それぞれサービスをキープして2-1とリードして迎えた第4ゲームで穂積は30-30から、リネッテのネットミスでブレークポイントを掴んだ。

その中で長い打ち合いから穂積の相手コート隅へのフォアがウィナーになりブレーク。1ブレークアップのリードを穂積が手にした。

ところが穂積は第11ゲームのサービスで再び窮地に。デュースに入るとブレークポイントのピンチを迎え一度は凌いだものの、2度目のブレークポイントで、穂積がミスヒットしてしまい痛恨のブレーク。

続く相手のサービング・フォー・ザ・マッチで、穂積は挽回できず第2セットを5-7で失い敗退した。(テニスデイリー編集部)

※写真は2018年「全仏オープン」での穂積

(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)