セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が「ロジャーズ・カップ」(カナダ・モントリオール/8月6日~12日/ハードコート)に出場する。大会が公式サイトでワイルドカードでの出場を明らかにしたほか、WTA(女子テニス協会)公式サイトがセレナの予定として…

セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が「ロジャーズ・カップ」(カナダ・モントリオール/8月6日~12日/ハードコート)に出場する。大会が公式サイトでワイルドカードでの出場を明らかにしたほか、WTA(女子テニス協会)公式サイトがセレナの予定として伝えた。

セレナは今年3月に、産休などによるツアー離脱から復帰。「全仏オープン」では4回戦出場で終えたものの、その後に行われた「ウィンブルドン」では、決勝戦まで出場。アンジェリック・ケルバー(ドイツ)に3-6、3-6で敗れたものの、復活を果たしたといってよさそうだ。

そのセレナは、グランドスラムで合計23度にわたってタイトルを獲得してきたほか、「ロジャーズ・カップ」では2001年、2011年、2013年の3度優勝を経験。今年の活躍にも期待できそうだ。

「ロジャーズ・カップ」のトーナメントディレクターは「もちろんわれわれは、セレナの出場に喜んでいる。数週間前のプレーヤーリストの公表以後、夢のトーナメントのためにはセレナの出場だけが足りなかった」と語った。

また、同ディレクターは、「セレナはいつもファイターだったし、それを今一度証明してみせた。ファンらも、モントリオールでセレナをみられて嬉しいだろう」と語った上で、セレナの復帰を楽しみにしているとの心境も明らかにされた。

またWTAによれば、セレナが得たワイルドカードは過去に世界1位になった選手、2017年にトップ20に入った選手か、グランドスラムかWTAファイナル、あるいはプレミアマンダトリーのレベルでタイトルを獲得した選手に与えられるという。同様のワイルドカードは、ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)にも今夏与えられている。

また同様にメインドローのワイルドカードの残り2枠は今後、カナダ人選手に与えられる予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は打球した直後のセレナ

(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)