「ATP500 ハンブルク」(ドイツ・ハンブルク/7月23~29日/クレーコート)で、ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)は7月25日、男子シングルス2回戦でダニエル・マスー(ドイツ)を相手に6-2、6-2での順当なストレート勝ちを見せ…

「ATP500 ハンブルク」(ドイツ・ハンブルク/7月23~29日/クレーコート)で、ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)は7月25日、男子シングルス2回戦でダニエル・マスー(ドイツ)を相手に6-2、6-2での順当なストレート勝ちを見せた。試合時間は1時間19分だった。

シュワルツマンは、最も小柄な選手の一人だが俊敏なフットワークでボールに追いつき反撃のショットを放つのを持ち味にしている。現在のランキングは12位で、今大会では第2シードだ。

一方のマスーは、地元ドイツ出身の23歳で、予選を勝ち上がってきた349位。圧倒的な格上の相手との試合に臨む形になった。

第1セットが始まると、シュワルツマンは序盤からアグレッシブなプレー見せてチャンスに。第1ゲームでは2ブレークポイントでは得点できずにいったんは逃したが、2度目のデュースからシュワルツマンがブレーク。続くサービスもキープして、いい形で試合をスタートさせた。

さらにランキングと実績でも優るシュワルツマンは、第5ゲームでもマスーのサービスをブレークすると、キープを続けそのまま第1セットを6-2で獲得した。

第2セットに入ってもシュワルツマンがリードしてゲームは進展。序盤はサービスをキープし合ったものの、リードするシュワルツマンがまたもや先手をとった形だ。

第5ゲームのリターンでは、2度目のデュースからチャンスが訪れた。マスーの打球がネットに当たりシュワルツマンのコートに落ちてチャンスボールになると、フォアのブレークにしてブレイクポイントに。結局、続くポイントでもマスーにミスが出て、シュワルツマンの1ブレークアップのリードとなった。

次のリターンでもブレークを重ねたシュワルツマンが、サービング・フォー・ザ・マッチを危なげなく締めて、白星を手にした。

シュワルツマンは続く準々決勝でレオナルド・メイヤー(アルゼンチン)と対戦する予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は勝利した際のシュワルツマン(23日のもの)

(Photo by TF-Images/Getty Images)