7月25日、「ATP250 アトランタ」(アメリカ・アトランタ/7月23~29日/ハードコート)大会3日目。男子シングルス2回戦で、今大会第3シードでワイルドカード(主催者推薦枠)出場のチョン・ヒョン(韓国)がテイラー・フリッツ(アメリカ)…

7月25日、「ATP250 アトランタ」(アメリカ・アトランタ/7月23~29日/ハードコート)大会3日目。男子シングルス2回戦で、今大会第3シードでワイルドカード(主催者推薦枠)出場のチョン・ヒョン(韓国)がテイラー・フリッツ(アメリカ)に6-4、7-6(5)とストレートで勝利。試合時間は1時間32分。

チョンは世界ランキング23位の22歳。クレーコートシーズンで足首に怪我を負い、5月の「ATPマスターズ1000 マドリード」の初戦で敗れて以降、ツアーから離れていた。1回戦免除のため、この試合が約2ヶ月半ぶりのツアー復帰戦となった。対戦相手のフリッツは世界ランキング65位の20歳。長身から打ち下ろすサービスとフォアハンドが武器。

試合は第1セット、チョンがブレークポイントを握られるが凌ぎ、逆に1回のブレークに成功してセットを先取した。

そして第2セットは互いに1度ずつブレーク。タイブレークの末チョンが勝利し、復帰戦を白星で飾ると共にベスト8進出を決めた。

ATP公式サイトによると、チョンは試合後「約2ヶ月の怪我によるツアー離脱の後、勝つことができて本当に嬉しい」「私は本当に試合に集中しようとしているが、ちょっと熱い戦いだったのですべてのポイントに集中しなければならなかった。この2ヶ月たくさんトレーニングしたから、身体的には何も問題ない」と語った。

また、チョンはフリッツとの対戦について「彼は本当に良いサービスと強力なフォアハンドを持っている。第2セットで私は終わらせるチャンスがいくつもあったが、彼のサービスはエース、エース、エース」とフリッツのサービスに苦戦したことを話した。「タフな第2セットだった。とにかく試合に勝てて本当に嬉しい。10週間を経てコートにいることが本当に嬉しい」と続けた。

勝利したチョンは準々決勝で、第8シードのライアン・ハリソン(アメリカ)と対戦する。(テニスデイリー編集部)

※写真は復帰戦で勝利したチョン・ヒョン

(Photo by Kevin C. Cox/Getty Images)