石川佳純 Photo:Itaru Chiba


 26日、先週・韓国オープンを終えたばかりのITTFワールドツアーは最高格付けのプラチナ大会「オーストラリアオープン」<7月24~25日・予選、26~29日・本戦/ジーロング>を迎え、本戦がスタートした。




 今大会は中国のトップ選手のエントリーが少ない。理由は8月18日にインドネシアで開幕するアジア競技大会の出場準備のためだ。それに対し日本人選手のエントリーは今大会最多人数にのぼり勝機は十分。特に男子は樊振東や馬龍、林高遠が不在で世界ランク上位は許キンだけとありチャンスは大きいと言えるだろう。もちろん他の中国人選手も侮れないし、躍進著しい韓国勢も手強い。一方、女子は世界ランクトップ3の朱雨玲、王曼イク、陳夢が回避しているが、丁寧と劉詩ブンは出場している。

 そんな中、男子シングルス初戦は水谷隼(木下グループ)と丹羽孝希(スヴェンソン)が中国人選手と、張本智和(JOCエリートアカデミー)も台湾の陳建安と当たるなど油断できない。第2シードの許キンと有延大夢(リコー)の初対戦にも注目だ。また必然的に日本人同士の対戦も多く、松平健太(木下グループ)と平野友樹(協和発酵キリン)、上田仁(岡山リベッツ)と森薗政崇(FPC)が初戦で当たる。

 女子は世界ランク4位の石川佳純(全農)が第1シード。初戦はこちらも安藤みなみ(専修大学)との日本人対決となる。また韓国オープンで足首を痛め棄権し、その後が心配された早田ひな(日本生命/希望が丘高校)は無事復帰しており、初戦はヤン ハウン(韓国)と対戦。

ダブルスも伊藤美誠(スターツSC)との「みまひな」ペアでユー・モンユ/ズー・イーハン(シンガポール)を迎え撃つ。伊藤/早田ペアはこれに勝つと次は平野美宇(日本生命)/長崎美柚(JOCエリートアカデミー/大原学園)と韓国ペアの勝った方と準々決勝を戦う。ワールドツアーで初めてペアを組む平野と長崎のコンビネーションは見どころの一つだ。

 混合ダブルスは世界卓球2017ドイツ・金メダルの吉村真晴(名古屋ダイハツ)/石川佳純(全農)ペアが6月のジャパンオープン荻村杯に次ぐエントリーで優勝を狙う。

(文=高樹ミナ)