7月22日、「名誉の殿堂オープン」(ATP250/アメリカ・ニューポート/7月16~22日/芝コート)男子シングルス決勝で、第3シードのスティーブ・ジョンソン(アメリカ)がランクマー・ラマナサン(インド)に7-5、3-6、6-2で勝利した。…

7月22日、「名誉の殿堂オープン」(ATP250/アメリカ・ニューポート/7月16~22日/芝コート)男子シングルス決勝で、第3シードのスティーブ・ジョンソン(アメリカ)がランクマー・ラマナサン(インド)に7-5、3-6、6-2で勝利した。勝利を飾ったジョンソンは、自身4回目のツアー優勝となった。試合時間は1時間59分。

ジョンソンは世界ランキング48位(ランキングは7月16日時点のもの)。対戦相手のラマナサンは世界161位で、同大会インド勢としては1998年のリーンダー・パエス(インド)以来、20年ぶりの優勝を狙っていた。

第1セットは序盤からお互いキープが続く。しかし、ジョンソンは5-5で迎えた第11ゲームでブレークに成功すると、続く第12ゲームをしっかりキープし第1セットを先取。

続く第2セット、ジョンソンは第4ゲームでブレークされてしまう。その後ブレークポイントを握るも相手に凌がれ、第2セットはラマナサンに奪われた。

勝負の第3セット、ジョンソンは第2ゲームでいきなりブレークに成功する。勢いに乗ったジョンソンは5-2で迎えた第8ゲームで、またもブレークポイントを握る。最後はフォアのウィナーが鮮やかに決まり、優勝を決めた。

ATP公式サイトによると、試合後にジョンソンは「彼(ラマナサン)はニューポートでのプレーのしかたを知っている。彼はネット付近で非常に良いプレーをした 」とラマナサンを称えた。そして「私は幸運にも、第3セット早い段階でブレークできた。そしてその勢いを維持した」と話した。

ジョンソンは4月の「ATP250 ヒューストン」に続き、今季2個目のタイトル獲得となった。また、7月16日時点では世界ランキング48位だったが、23日の更新で34位に上昇。ジョンソンの今後の活躍にも注目だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は優勝を果たしたジョンソン

(Photo by Andrew Snook/Icon Sportswire via Getty Images)