7月22日、「プラバラグナ・クロアチア・オープン・ウマグ」(ATP250/クロアチア・ウマグ/7月16~22日/クレーコート)大会7日目。男子シングルス決勝で、第3シードのマルコ・チェッキナート(イタリア)がギド・ペラ(アルゼンチン)に6-…

7月22日、「プラバラグナ・クロアチア・オープン・ウマグ」(ATP250/クロアチア・ウマグ/7月16~22日/クレーコート)大会7日目。男子シングルス決勝で、第3シードのマルコ・チェッキナート(イタリア)がギド・ペラ(アルゼンチン)に6-2、7-6(4)とストレートで勝利。ツアー通算23勝目で2個目のタイトル獲得を果たした。試合時間は1時間38分。

チェッキナートは世界ランキング27位(ランキングは7月16日時点のもの)。4月の「ATP250 ブダペスト」でツアー初優勝を飾り、今大会では2個目のタイトル獲得となるか注目されていた。対戦相手のペラは世界ランキング72位。ツアー初優勝をかけて決勝に臨んだ。

第1セット、チェッキナートは第1ゲームでいきなりブレークポイントを握られるが凌ぎ、6度のデュースの末キープ。その後チェッキナートは2回ブレークに成功し、第1セットを取った。

そして第2セットはペラに先にブレークされ追いかける展開に。しかし、チェッキナートは2-4で迎えた第7ゲームをキープすると、続く第8ゲームでブレークに成功。チェッキナートは4-4と追いついた。第2セットはタイブレークに突入して、チェッキナートがいきなり4ポイント連取。リードを保ちチェッキナートは勝利を決めた。

ATP公式サイトによると、チェッキナートは試合後「人生で最高の瞬間だと思う」と話した。また今シーズンについて「今年僕は2個のタイトルを獲得して、全仏オープンでは準決勝に進出した」「明日には世界ランキングが22位になるからいい気分だ。とてもいいプレーができたから、とても嬉しい」と語った。

4月16日にはまだ100位だったチェッキナート。7月23日には前週よりランキングを5つ上げて、自己最高の22位となった。更なる飛躍なるか今後も注目だ。(テニスデイリー編集部)

※写真はキャリア通算2個目のタイトルを獲得したチェッキナート(2018年「全仏オープン」の時のもの)

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)