7月22日、「スキースター・スウェディッシュ・オープン」(ATP250/スウェーデン・バスタッド/7月16~22日/クレーコート)大会7日目。男子シングルス決勝で、第3シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)が第4シードのリシャール・ガスケ…

7月22日、「スキースター・スウェディッシュ・オープン」(ATP250/スウェーデン・バスタッド/7月16~22日/クレーコート)大会7日目。男子シングルス決勝で、第3シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)が第4シードのリシャール・ガスケ(フランス)に6-3、3-6、6-1とフルセットの末勝利した。試合時間は1時間46分。

フォニーニは世界ランキング15位(ランキングは7月16日時点のもの)。シングルスのツアー優勝はすべてクレーコートである生粋のクレーコーター。対戦相手のガスケは世界ランキング29位で、テニス界随一のスピードとコースを自在に操れる片手バックが特徴の選手。

第1セット、フォニーニは第1ゲームでいきなりブレークを喫する。しかし第4・第6ゲームでブレークし4-2とリードを作ると、そのままセットを先取した。

続く第2セット、第4ゲームでフォニーニは3本連続ダブルフォルトをおかしてブレークを許す。直後の第5ゲームでブレークバックするも、再び第6ゲームでガスケにブレークされる。その後も追いつくことができずフォニーニは第2セットを落とした。

勝負の第3セット、第2ゲームで先にフォニーニがブレークに成功。フォニーニは3-1で迎えた第5ゲームから一気に3ゲーム連取して勝利した。フォニーニはシングルスで今シーズン2個目、キャリア通算7個目のタイトル獲得。

ATP公式サイトによると、フォニーニは試合後「疲れたけど嬉しいよ。私は今週たくさんの試合をした」と話した。

第2セットをガスケに取り返された事について「(第2セットが終わった後)私は考えた。あと1セットしか残っていないと」「もっと良いテニスや積極的なプレーをするために、自分を鼓舞しようと試みた。第3セットの最初をしっかりと、積極的にスタートできたことがこの試合の鍵になったと思う」とフォニーニは語った。(テニスデイリー編集部)

※写真はキャリア通算7個目のシングルスタイトルを獲得したフォニーニ

(Adam Ihse/TT via AP)