現在世界1位のラファエル・ナダル(スペイン)の名前を冠するチャレンジャーの大会が、このほど誕生する。ATP(男子プロテニス協会)が公式サイトで明らかにした。同大会の正式な名称は「ラファ・ナダル オープン バンコサバデル」で、開催期間は8月2…

現在世界1位のラファエル・ナダル(スペイン)の名前を冠するチャレンジャーの大会が、このほど誕生する。ATP(男子プロテニス協会)が公式サイトで明らかにした。

同大会の正式な名称は「ラファ・ナダル オープン バンコサバデル」で、開催期間は8月26日から9月2日。「全米オープン」が行われる2週間のうち1週目と重なる時期だ。

またコート種別はハードコートで、大会の賞金総額は4万3000ドルとなる。ドロー数はシングルス32、ダブルス16だ。ATPによれば今回、ナダルの出身地であるマヨルカ島の「ラファ・ナダル アカデミー」が大会のホストを務めるという。

ラファ・ナダル アカデミーは2016年9月に開設。ナダルは当時「テニスは自分にとって情熱そのもので、このテニスアカデミーを作ることは最も重要な部分だ。多くの異なるスポーツも出来る。子供たちが必要とする施設だと信じているし、積極的にかかわるつもりだ」と語っていた。

また、広く知られたスペイン人選手の名前を冠するチャレンジャーの大会には「フェレロ・チャレンジャーオープン」があり、スペインのアリカンテにあるフアン カルロス・フェレロ(スペイン)のスポーツアカデミーで開催されているという。(テニスデイリー編集部)

※写真はアカデミーのテニスキャンプの卒業式に出席したナダル

(Photo by Europa Press/Europa Press via Getty Images)