歓喜の瞬間 南北合同チームのチャンウジン(韓国)/チャヒョシム(北朝鮮)ペア Photo:Itaru Chiba


北朝鮮の初出場が注目を集めている卓球のワールドツアー韓国オープン<7月17~18日・予選、19~22日・本戦/大田>大会5日目、混合ダブルス決勝が行われ、韓国と北朝鮮による南北合同チームのチャンウジン(韓国)/チャヒョシム(北朝鮮)ペアが王楚欽/孫穎莎(中国)ペアを5-11、11-3、11-4、11-8の3-1で破り優勝。歴史的な初優勝を果たした。勝利が決まった瞬間、会場は大歓声に包まれて、二人は両手を高く上げ、互いに抱き合い歓喜を表現した。




ITTF(国際卓球連盟)によれば、これは卓球を通じたいわゆる"ピンポン外交"の一環とのこと。ITTFは今回の韓国オープンに限らず、今後のワールドツアーにおいても南北合同チームの継続を前向きに検討しているという。