7月20日、「スキースター・スウェディッシュ・オープン」(ATP250/スウェーデン・バスタッド/7月16~22日/クレーコート)大会5日目。男子シングルス準々決勝で、第2シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)が第5シードのフェルナ…

7月20日、「スキースター・スウェディッシュ・オープン」(ATP250/スウェーデン・バスタッド/7月16~22日/クレーコート)大会5日目。男子シングルス準々決勝で、第2シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)が第5シードのフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)に4-6、2-6で敗れた。試合時間は1時間24分。

勝利したベルダスコは準決勝で、第3シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)と対戦する。

カレーニョ ブスタは世界ランキング13位で、安定したストロークで粘り強く戦い、チャンスがあれば中に入りネットも奪う選手。対戦相手のベルダスコは世界ランキング33位。同大会でタイトル獲得はないものの、2013年と2016年には準優勝している。

第1セット、第3ゲームでカレーニョ ブスタはデュースの後ブレークポイントを握られるが、センターへのサービスやドロップショットで凌ぎキープ。しかし第5ゲームでベルダスコにブレークを許しゲームカウント2-3に。その後ブレークバックすることができず、カレーニョ ブスタは第1セットを落とした。

そして第2セット、カレーニョ ブスタはいきなりブレークを喫し、ベルダスコにリードを許す。続く第2ゲームではカレーニョ ブスタが0-40と3本のブレークポイントを握るも活かせず。2-4で迎えた第7ゲームで再びカレーニョ ブスタがブレークを喫し、最後はベルダスコがサービング・フォー・ザ・マッチをキープで試合終了。

両者は2014年同大会の準々決勝でも対戦しており、その時もベルダスコが勝利。カレーニョ ブスタは今大会で雪辱を果たす事はできなかった。

ATP公式サイトによると、勝利したベルダスコは試合後「私はバスタッドにおいて、これまでで最高の試合をしたと思う」「今年のマイアミや2年前のバーゼルでパブロに敗れていたから、難しい試合になることが分かっていた」と語った。(テニスデイリー編集部)

※写真は準々決勝で敗退となったカレーニョ ブスタ(2018年「全仏オープン」の時のもの)

(Photo by Mike Frey/Getty Images)