元世界4位のトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)の姿は、2018年の「ウィンブルドン」にはなかった。そしてその理由である背中の故障が長引いており、「全米オープン」を含む北米のツアーを欠場することも大会公式サイトやUBITENNISで発表された。…

元世界4位のトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)の姿は、2018年の「ウィンブルドン」にはなかった。そしてその理由である背中の故障が長引いており、「全米オープン」を含む北米のツアーを欠場することも大会公式サイトやUBITENNISで発表された。

今回明らかになったのは、「ATP500 ワシントンD.C.」、「ATPマスターズ1000 トロント」、「ATPマスターズ1000 シンシナティ」そして「全米オープン」の欠場で、ハードコートで行われる北米ツアーの間の復帰は期待できなさそうだ。

ベルディヒは、全てのショットが高精度で安定しており、毎シーズンコンスタントに結果を残してきた。

一方で、芝のグランドスラムの直前に「数ヶ月間背中の痛みと格闘しており、競技を続けられるようできるだけの治療を行ってきた」「残念だが事態は改善せず、芝シーズンに向けたいい準備を出来なかった」とコメントして、同選手は「ウィンブルドン」への出場を回避していた。(テニスデイリー編集部)

※写真はバックハンドを打つベルディヒ

(Photo by Steve Bardens/Getty Images)