7月13日から3日間にわたって行なわれた「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディ-ス」(茨城・イーグルポイントGC)は、連日の猛暑に負けない熱戦となった。 この大会は、若い女性に人気のブランド「サマンサタバサ」が主催するゴルフト…
7月13日から3日間にわたって行なわれた「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディ-ス」(茨城・イーグルポイントGC)は、連日の猛暑に負けない熱戦となった。
この大会は、若い女性に人気のブランド「サマンサタバサ」が主催するゴルフトーナメントで、ゴルフとファッションの融合を目指している。会場のデコレーションにはピンクが多く使われ、大会期間中にアウトレットショップがオープンされるなど、華やかさは他の大会と一線を画している。
大会運営スタッフやギャラリーも女性が多く、主役である出場選手たちはファッショナブルで個性豊かなウエアに身を包む。プレーはもちろん、そのファッションを楽しみにしているゴルフファンも多いだろう。そこで、競技前日に行なわれたプロアマ大会で撮影してきた、女子プロたちの”勝負服”をチェックしてみよう。
■通算13アンダーで大会を制した有村智恵。笑顔が映える赤いTシャツと、ボーダーのハーフパンツを合わせたラフなコーディネートでプロアマ戦をプレーした。今大会で長いスランプを脱する6年ぶりの優勝。勢いに乗り、完全復活した姿をファンに見せてほしい。
有村智恵
■サマンサタバサのホステスプロである原江里菜。爽やかな青のトップスと白いスカートのコントラストが鮮やかなコーディネートは夏の日差しに映えていた。ここ数戦は予選落ちが続いているが、この大会は初日をワンアンダーで回るなど、復調の兆しを見せている。
原江里菜
■堀琴音は涼しげなノースリーブワンピースで登場。ブルーグラデーションで表現されたヤシの木柄が印象的だ。今シーズンは苦戦が続いているが、この大会からジュニア時代から師事していたコーチのもとを離れて心機一転。これからの巻き返しを期待したい。
堀琴音
■サマンサタバサとウエア契約を結ぶ堀奈津佳。グレーに紫がワンポイントのポロシャツと、黒のスカートでシックな装いに。今大会の予選ラウンドは妹・琴音と初の同組になった。女子ゴルフ界きっての美人姉妹の後半戦の活躍が楽しみだ。
堀奈津佳
■サマンサタバサ所属の勝みなみは、チェックが目を引くパンツスタイルでプレー。トップスにデザインされた、本人もお気に入りだというクマのキャラクターがアクセントに。今シーズンは19試合中トップ10以内が7度と、あとは優勝するのを待つばかりだ。
勝みなみ
■袖のフリルが印象的な黒のトップスと、長い足を引き立てるヤシの木柄のミニスカートでラウンドした木戸愛。今季から新クラブを使用しトップ争いにも絡んでいる。同じく女子プロの妹・侑来(ゆきな)と元プロレスラーの父・修に刺激を受けながら、6年ぶりの優勝を狙う。
木戸愛
■サマンサタバサに所属する香妻琴乃。これまではピンクのウエアが多かったのが、今回は白と青の上品で大人なコーディネートに。今季は苦戦が続いているものの、不調のパッティングのルーティンを変えるなど、”元パット女王”は復活に向けて前を向く。
香妻琴乃
■サマンサタバサ所属の吉本ひかるは、白のポロシャツとターコイズブルーのスカートでフレッシュな風をコースに届けた。昨年プロテストに合格し、ステップツアーを2勝。今後のさらなる飛躍が期待される”黄金世代”のひとりだ。
吉本ひかる
■現在、賞金ランキング4位の比嘉真美子は、グレーのポロシャツにフラミンゴ柄のインパクトのあるショートパンツでラウンド。今大会はトップ10入りを逃したが、ここまでは安定した成績を残している。発表したばかりの大相撲・勢(いきおい)との婚約も、賞金女王への後押しに。
比嘉真美子
◆【木村和久連載】「それはゴルフじゃない」と言われたことありますか?
◆松山英樹とどちらが先か。畑岡奈紗、悲願のメジャー制覇はすぐそこにある
◆選手写真一覧◆