「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)公式サイトでエントリーリストが発表され、同大会で二度準優勝しているビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が、2018年は本戦ストレートインを逃す見通しとなった。アザ…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)公式サイトでエントリーリストが発表され、同大会で二度準優勝しているビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が、2018年は本戦ストレートインを逃す見通しとなった。

アザレンカは現在世界ランキング108位。2012年・2013年の全豪チャンピオンで2012年には1位となった元世界女王だが、2014・2015年シーズンは膝や腰の故障で苦しんだ。その後出産を経て、2017年6月にマヨルカでツアー復帰を果たすも、2017年「全米オープン」は離婚した元夫と息子の養育権をめぐる争いで出場を断念していた。

直近で出場したグランドスラム「ウィンブルドン」では、2回戦で第7シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)にストレートで敗れたが、混合ダブルスでは準優勝という結果を残した。

過去の「全米オープン」では2012年・2013年に準優勝しているアザレンカ。どちらの決勝でもセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)に敗れたが、そのセレナも今では、育児に向き合いながらツアー復帰しているママさんアスリートだ。

かつてのように全米本戦上位まで勝ち上がれるか。アザレンカの復活に期待したい。(テニスデイリー編集部)

※写真は2018年「ウィンブルドン」でのアザレンカ

(Photo by Chaz Niell/Icon Sportswire via Getty Images)