メキシコ合衆国メキシコシティで開催されているIFAF第5回U19世界選手権大会は、現地7月18日に2戦目が行われた。U19日本代表はカナダ代表と対戦。6点リードされて迎えた第4Q残り4分12秒、敵陣34ヤードまで前進したが、第4ダウンギャンブルを阻止され、22対28で敗戦した。

U19日本代表は最初のパントをカナダ代表WRフィルフォット・タイソンに65ヤードのリターンTDを奪われ先制点を許した。

しかし、日本代表は自陣41ヤードから始まった3回目の攻撃機会に先発QB平尾渉太(関学)に代わりQBを野沢研(立命)を投入。野沢はRB柴田健人(日大)への11ヤードパスを皮切りに、TE大島則也(明大)、WR嘉本健太郎(明大)に立て続けにパスをヒット。ゴール前11ヤードに迫ったところで展開された、RB西山雄大(日大)へのシャベルパスはゴール前1ヤードで止まったが、日本代表は第4ダウンギャンブルを選択。RB柴田が中央から体をエンドゾーンにねじ込みTD。7対7の同点とする。

第2Q、ミスパントやミスタックルをきっかけにカナダ代表に2TDを奪われ、前半は7対21とリードを許したが、日本代表は第3Qに猛反撃を開始。自陣49ヤードから始まった後半最初の攻撃は、QB野沢がWR糸川幹人(箕面自由)、WR田窪大渡(早大)、WR吉田亮雅(立教)へ次々とパスを決めて敵陣17ヤードまで侵攻。WR大谷空渡(日大)がエンドゾーン内で競り合いながらTDパスを捕球(TFPキック失敗)し、13対21と1ポゼッション差に迫る。さらに、守備が直後のカナダ代表の攻撃を3ダウン&アウトに仕留めて、カナダ代表のパントスナップミスによるセーフティーにつなげて15対21と6点差に迫った。

第3Q10分26秒にカナダ代表にTDを奪われ、13対28と再び2ポゼッション差とされたが、日本代表は第4Q2分37秒にQB野沢からWR糸川への5ヤードTDパスを決め、K簗瀬真史(慶應)のTFPのキックも成功。22対28と1TDで逆転できる点差を保った。

カナダ代表のFGをLB大沢海生(日大)がブロックして得た、第4Q残り4分37秒、自陣45ヤードからの攻撃は、QB野沢からWR糸川へのプレーアクションパスで第4ダウンを突破し、敵陣34ヤードまで侵攻。しかし、第3ダウン残り7ヤードで2回連続フォルススタートの反則で第1ダウン更新まで残り17ヤードとなり、第3ダウン、第4ダウンのパスを失敗。反撃もここまでとなった。

ゲームMVPには先制の65ヤードパントリターンTDを挙げたカナダ代表WRフィルフォットと32投20回成功209ヤード1被インターセプト2TDを挙げた日本代表QB野沢が選出された。

直後に行われたメキシコ対米国の一戦は、33対6でメキシコが勝利。2戦目終了時点で、メキシコとカナダが2勝で決勝戦へ、1勝1敗の米国とスウェーデンが、3位決定戦、2敗の日本とオーストラリアが5位決定戦に進むことが決定した。

U19日本代表とオーストラリアとの5位決定戦は、現地7月22日に行われる。

■第5回U19世界選手権 日本対カナダ得点経過

第1Q1分45秒 カナダ

WR1フィルフォット・タイソン65ヤードパントリターンTD(TFPキック成功)

第1Q8分49秒 日本

RB1柴田健人1ヤードランTD(TFPキック成功)

第2Q6分25秒 カナダ

QB4デュエック・エンドレス→WR1フィルフォット・タイソン14ヤードパスTD(TFPキック成功)

第2Q11分42秒 カナダ

QB4デュエック・エンドレス→WR7ムラーリ・ゴールデン3ヤードパスTD (TFPキック成功)

第3Q4分17秒 日本

QB6野沢研→WR18大谷空渡20ヤードパスTD(TFPキック失敗)

第3Q5分25秒 日本

セーフティー

第3Q10分26秒 カナダ

QB4デュエック・エンドレス→RB2シザー・ジョーエンスト・フロイド12ヤードパスTD(TFPキック成功)

第4Q2分37秒 日本

QB6野沢研→WR80糸川5ヤードパスTD(TFPキック成功)