イギリス・ノッティンガムで開催されている 「AEGONオープン・ノッティンガム」(ATP250/6月19~25日/賞金総額64万8255ユーロ/グラスコート)で、ダミアー・ジュムホール(ボスニア・ヘルツェゴビナ)は、ディフェンディング・…

 イギリス・ノッティンガムで開催されている 「AEGONオープン・ノッティンガム」(ATP250/6月19~25日/賞金総額64万8255ユーロ/グラスコート)で、ダミアー・ジュムホール(ボスニア・ヘルツェゴビナ)は、ディフェンディング・チャンピオンを倒しておきながら、その数時間後にストレートで敗れた。

 ジュムホールは月曜日に始まり、日没順延となった1回戦で、デニス・イストミン(ウズベキスタン)を1-6 7-6(4) 6-4で下したが、同日午後に行われた2回戦では、第11シードのバセック・ポスピショル(カナダ)に6-1 6-4で敗れた。  また元トップ10で、2013年以来、ツアー・タイトルから遠ざかっているミカエル・ユーズニー(ロシア)は、2回戦で第10シードのパブロ・カレーニョブスタ(スペイン)を6-1 6-4で破った。一方、デュディ・セラ(イスラエル)は、第3シードのジョアン・ソウザ(ポルトガル)を6-3 7-6(3)で下した。

 そのほか、第1シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)、第2シードのパブロ・クエバス(ウルグアイ)、第4シードのアレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ)、第5シードのサム・クエリー(アメリカ)、第6シードのスティーブ・ジョンソン(アメリカ)、第7シードのアンドレアス・セッピ(イタリア)、第8シードのジル・ミュラー(ルクセンブルク)、第9シードのマルコス・バグダティス(キプロス)らも3回戦に進んでいる。

 第1シードのアンダーソンは2回戦で、イバン・ドディグ(クロアチア)を6-3 6-7(5) 6-3で破った。  「イバンのサービスは本当にすばらしい」と相手を称えたアンダーソンは、グラスコート上で、より心地よくプレーできるようになってきたとも言った。

 「僕はより遅く、高くバウンドするコートのほうが好きだが、いま上達させようと練習を積んでいることの中には、ネットに出ること、よりアグレッシブにいくことなどが含まれているんだ。芝は間違いなく、そのタイプのテニスに適している」(C)AP